あなたの中にある”オリジナル安心感”を思い出して
- 2024.10.10
- コラム
こんにちは。さきちです。
今日は午前中からこの記事を書いています。
今回は、自分だけの、言わばオリジナル安心感について書いていきたいと思います。
(ネーミングセンスないね。爆
なんだけど、もしかしたら今後の人生において、めちゃくちゃ大事な気づきじゃないかと本気で思ってる笑)
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そう。
何故これについて書こうと思ったかと言うと、
思い出したことがあったから。
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朝、ストレッチポールにごろごろと乗りながら、ふと見えてきた懐かしい景色がありました。
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小学生の頃、夏休みに静岡にある祖母の家に遊びに行っていたときのことです。
見えてきたのは祖母の家の庭の景色。
私は、玄関先に座り、庭のボーボーに生えた草たちを見ています。
トンボが飛び始めていました。
季節は8月。晴れ。
真夏の日差しが庭の草木に当たり、周囲は光に満ちてとても眩しく感じます。
時々風が吹いてきて、
緑に萌える葉っぱたちを気持ちよさそうに揺らします。
ミーンミーンと、蝉の大合唱が聞こえています。
家の中には、兄弟や両親がいるという絶対的な安心感もあります。
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私は何もすることがなくて、
ただ玄関から、目の前に広がる夏の庭を眺めている。
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木々や草花の緑は眩しく輝き、
太陽は燦燦と振り注ぎ、
蝉たちはその命を燃やして鳴き、
空はどこまでも青く、
風は柔らかく頬に触れます。
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目に見えている、
そして肌で感じるその全てが溶け合い、調和し、
まるで空気中に金色の粉を振り撒いたかのような輝きが確かに私には見えていました。
言葉では言い表すことができないほどに、この世界がキラキラと輝き、
その空気感に包まれた私は‥
本当に幸せなひと時だったのだと、今になって思います。
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この思い出の中にある夏のひと時は
私の中に痛烈な感覚を残しました。
これがまさに幸せなんだと。
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私はあの何気ない夏休みの思い出が、
自分にこんなにも大きな影響を与えていたことに
今さらながら気づかされました。
私が夏が好きなのも、
緑が好きなのも、
蝉の鳴き声が好きなのも、
真っ青な空ともくもくの入道雲が好きなのも、
むせるような暑い空気が好きなのも、
そして田舎の景色と古民家が好きなのも、
結局のところ、その思い出に起因していたんだと思います。
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あの瞬間、時が止まったように感じた。
あれはなんだったんだろう?
言葉で表そうとすると『素晴らしい』ですら陳腐に感じてしまう。
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泣きたくなるような
懐かしくてギュッと胸が掴まれるような‥
癒しと言えばいいのか、
それでいて、大きな安心感と美しさと生命力に満ちた空間‥
そんな感じ。
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私の故郷は東京で、東京の雑踏も好きだけれど
あの夏に感じた強烈な幸せのかたまりは
これからもずっと私の胸に残り続けると思う。
みんながいて、私がいて
すべてに許され、愛されている感覚は
充実感にも似た不思議なものだった。
これが”無条件”ということなのかもしれない。
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私たちはこの世に生まれてきたとき
そんな感覚を持って生まれたんだと思う。
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本当はずっと
この感覚を持っているべきなんだと思う。
無条件に許され愛されていると思えることは
強さになり、勇気になる。
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そしてこの世を生きていくのに大切な
揺るぎない自信、
根拠なき自信が芽生える。
根拠なき自信こそ、私は最大の武器だと思っている。
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それは魂と繋がって初めて感じるものだと思うから。
私は愛されている・許されていると心から感じると起きることは、最大級のリラックスでした。
身体がなくなったように、
まるで自分がその場から消えたような‥
そんな感覚でした。
リラックスすると、自分が消えるんだと追体験して始めて気がつきました。
そのとき、私は空となり、草となり、光となり、風となり、蝉となっていたんだと思う。
そんな瞬間を、これから何度体験できるだろう。
それが楽しみです。
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