ケンカも悪くない。
- 2025.07.05
- コラム

こんにちは。さきちです。
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必要なことは、起こるべくして起こる。
ねえさん、事件です。
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実は今日、長女の友達がうちに遊びに来てくれまして。
親御さんは行き帰りの送迎をしてくれ、
家には上がらなかったので
子どもたち3人を私一人でみる、ってな感じになりました。
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とはいえ、上の2人はもう小学2年生だし、うちの下の子も一応友達と遊べるので
大したことないだろうと思っていたのですが‥
途中から不穏な空気が長女と友達の間に流れ始めました。笑
というのも、お友達と長女の間で『魔法使い学校』
ごっこが始まり、
その校長であるお友達が長女に命令をしまくる。
という長女にとってはかなりシビアな設定になってしまいました。
長女が身につけていたアクセサリーはどんどん奪われ『それはダメよ、こうしなさい!』と命令口調でいろいろ言われ続けた結果
長女は『調子にのってんな‥』と呟き
かなりヘソを曲げてしまいました。
私も正直聞いていて、これ言われたらキツイなと思っていましたが
役に入り込みすぎているお友達がコントみたいで面白く途中で吹き出しそうになりました。
しかし2人は真剣なので、徐々に険悪な雰囲気なっていきました。
親として、大人としてどこで間に入るかしばらく様子をみていました。
長女が『魔法使いの校長だからって調子に乗らないでよ』と小さな声で(でも確実に聞こえる)言いました。
それを受けてお友達『いいえ!調子に乗ってなどいませんわ!そんなことよりこれをあっちの部屋でしてきなさい!』と役に忠実。笑
長女は静かに、確実に怒っている。
今にも爆発しそうです。
私は長女に声をかけました。
『長女さん、アイス食べよ?』
冷蔵庫の方に来た長女に
『ほら、イライラしないよ』と言いました。
ついてきたお友達にも『アイスどうぞ』と
お互い少し距離と時間を取ります。
しかし
長女は『〇〇ちゃんにまだ話したいことある』
と戦闘体制。
お友達も受けて立つスタイル。
向かい合って、ついに言い合いが始まりました。
すると近くでパズルをやっていた次女が、
『うるさい!』と言い放つカオスな状況に。
マジかよ‥
と思いつつ
私は慌てず落ち着いた声で
『ちょっとちょっと2人とも落ち着いて』と
お友達の背中を撫でました。
長女のこともトントンと軽く叩きます。
すると我に返ったのか、2人は口をつぐんで
長女は自分の部屋に行ってしまいました。
私は
『そろそろ〇〇ちゃんのママ迎えに来る時間じゃない?トイレは大丈夫?』と冷静に話しました。
内心『神さま助けて〜』と思っていました。
すると、
お友達はさっきの言い合いで自分も悪かったと感じたのか
急に『長女ちゃん、ほらこれあげるから仲良くしよ!』と態度を軟化しました笑
お友達はようやく長女にもいくつかアクセサリーを付けたり、持ち物を分けてあげることができました。
寄り添う姿勢を見せてくれたことで、長女も心を開き仲直りすることができました。
そして、ママが迎えに来ました。
ちゃんと玄関までお見送りする長女。
えらいぞ!
お友達もまた来る気満々で『次は水遊びする!』と言って帰っていきました。
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私は、これまで、ケンカはいけない事だとずっと思っていたけど、
まぁケンカしたとしても
特に子どもたち同士は学ぶ事あるなと
改めてケンカするほど仲が良いという言葉を思い返すのでした。
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そのあとはケロッとして速攻でゲームをする長女。
さすが切り替えの達人。
私もまた学ばせてもらいました。ありがと!
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