“自分”は部分。自分意識を使いこなせ
- 2023.12.01
- スピリチュアルな世界
こんにちは。さきちです。
2023年12月1日金曜日 雨(雪降りそうなくらい寒い)
いよいよ師走でございます。
さて、今日は夢のお話ではなく。
私がアクセスでき得る限りの広い視野を持つ意識の話をしたい思います。
“自分”の世界は”部分”で構成されている、というお話。(最初からわけわからんね)
でもこれを聞くと、少し気が楽になって、肩の力が抜けるかもしれない。
フワッと緩むことができるお話だと思います。
私は抽象的な話を、具体的な生活に例えるのが大好きなので、今回もそんな感じでいきたいと思います。
やっぱり個人の体験を語る方が、多くの人の脳みそを刺激することに繋がると思うので。
自分事にできるというか、ね。
では、お話をはじめるね。
まず、大前提として
『自分を自分だと思っている意識』(自分意識)は『自分をすべて認識できてはいない』ということを知っておく必要がある。
例えば今、内臓がどんな働きをしているかとか、どの細胞が傷んで、それを修復するために細胞が新たに生まれていることとか、何を覚え何を忘れようとしているのか、とかね。
それなのにこの『自分』ってやつは、私たちの顔面にどーんと、ばっちり張り付いている。
というか、むしろはみ出してんのか?くらいの勢いで私たちを占拠していますよね?
そんな感じしますよね?笑
“自意識過剰”という言葉があるけれど。
恐らく現代を生きる人の多くはこの状態で、だからこそ人の目が気になるし、人と同じであることに重きが置かれるのだとも思う。
とにかく『自分を自分だと思っている意識』は、私たちの中心に居座っているけれど、
実は自分の体の働きすらきちんと認識できない小さな”部分”の意識であることを知っておく必要があります。
小さいけれどめっちゃくちゃ頑張って大声を上げてる存在。
潜在意識や無意識が人間そのものだとしたら、その足元で大きな声を出している蟻くらいの大きさという対比になるのかもしれない。
でもこのありんこは、人間を動かす原動力をうまく使う能力を持っている。
これがすなわち感情で
特に”不安”、”おそれ”、”怒り”、”恐怖”、”正義感”、”焦り”、”悲しみ”、”寂しさ”、”不足感”、”不信”、”罪悪感”、”自己否定”などといったきりがないほどある不穏な感情は、人間をたやすく一定方向に誘導できる。
これらのネガティブ要素満載の感情は、非常に揺れが大きい周波数を持っているので(ざらざらした軽石でこすられてるみたいよ)
この感情を刺激してやれば、人間の意識を思い通り操ることができる。
人間側から言うと『操られてしまう』『踊らされてしまう』。
(そうとは気付かずにこの状態になってしまうのが巧妙やんね。広告やらCMやら同じことを繰り返すニュースなどを使うよ。)
『自分を自分だと思う意識』は、どの情報を収集するか決めたり、どんな行動をするか決めるという判断の大きな材料として感情を使ってる。
感情は大きな揺れを持っているから、これに容易に流されてしまうんだよね。
そして、これにブレーキを踏んでくれるのが理性というエネルギーであり、『自分を自分だと思っている意識』にこれまた影響を与えることができる。
理性さんは感情より少し周波数が高くて、細かな揺れだけど、感情が少し落ち着くと、この小さな『自分意識』に声をかけることができるんだよね。
今までの登場人物を整理してみるよ。
▫︎自分意識=すべてを決定しているように思っている小さい意識(でも重要ポジ)
▪︎感情(動)=自分意識に良くも悪くも大きな揺れを与えることができるエネルギー(人を動かす力がある)
▪︎理性(静)=自分意識に良くも悪くもブレーキをかけることができるエネルギー(人を動きを止める力がある)
恐らくここまでが、客観視できる自分の意識の領域で、いわゆる顕在意識と呼ばれる部分ではないかと思う。
では、ここからさらに俯瞰して見ていきたいと思う。ワークに入るよ。
顕在意識を出てみようか。(結構快感)
やってみたい人は、『自分意識』使って、身体の少し後ろ側(背中)に意識を下げてみよう。
ゆっくりと後頭部や背骨、腰やお尻のラインを感じてみよう。
なんだろう、、、
あれ、、、今までの騒がしさが嘘みたい。
喧騒の外側に出ている気がしませんか?
こうするだけで、これまでに説明した3つの意識(自分意識、感情、理性)から離れた場所にいます。
私はこれは“身体”(細胞たち)の意識だと感じています。
ただ、淡々と身体を創り上げてくれている意識たち。静かで穏やか。感情がほとんど感じられません。
さて、それでは胸の辺りに意識を持ってきてみよう。手を合わせ置いてその温もりを感じてみてもいい。ちょうど肋骨の下の辺りかな。
ここに来ると”宇宙”を感じます。以前説明した丸い宇宙がここにある。世界を投影する場所。
さらに下に降りてみよう。
下腹部だ。女性だと子宮がある。
腸があり、内臓の最終地点だよね。
何を感じますか?
実は私はここに『無邪気な子ども意識』を感じるのです。
なぜだかわからないのだけれど。
子どもを育む母なる子宮がある場所に『子ども心』を感じるんです。
男性だとまた違った感覚があるのかもしれません。
ただ、子宮と腸がある辺りが子どもの意識が宿る場所なのかもしれない。そんな気がします。
原始的な細胞たちの集まりなのかもしれないし、楽観的なエネルギーと繋がりやすい場所なのかもしれません。
それこそオレンジやピンクといった色をイメージすると『子ども意識』がより発動してくれるのかな?とも思います。
それではさらに自分を俯瞰してみます。
ここまでで読むのに疲れた方はいったん休憩してください。
自分の身体から意識を離してみます。
(抜け出る感覚です)
自分を別の場所から見てみましょう。
少し上からでも横からでも、あるいは上空からでも。
あなたが活動している様子が見えますね。
それでは少し過去に戻ります。
私の今朝の保育園の先生とのやりとりをリプレイしてみます。
昨日休んだ長女を教室まで送り届けています。
お、担任の先生が出てきた。
なんか話してるな…
先生『昨日は大丈夫でしたか?』
母(私)『はい、昨日は大丈夫でした!』
先生『よかったです』
娘『靴下脱げな〜い』
俯瞰する人(ププッ)
先生『あの、もし一度でも吐かれたら連絡させてもらいますので』
母(私)『あ、はい!わかりました!!宜しくお願いします!(笑顔)』『(娘に)じゃあ行ってらっしゃい』
俯瞰する人(おお、無事送り届けたみたいやな)
⚪︎母の感想(私)『なーんか先生、ピリついとったなー』
⚫︎俯瞰する人の感想(先生ちょっとネガティブなエネルギー出しとった感じしたけど、あいつ(母)なかなかええ反応でネガティブ跳ね除けとったやん。)
実際に行動する人(私)と俯瞰する人とでは、感想が全然違うということに気付いたでしょうか笑。
自分に対して客観的な視点で感想を言ってあげると、『先生ネガティブ』という小さな部分しな見えてない視点から、『私と先生のやりとり』という大きな場面を見ることができます。
そうすると、自分を含めたその場所のエネルギーの動きを把握することができます。
自分の視点だけでは決して見えることがない視野を持てる。
自分を超越した意識(神さま意識)です。
ここまで出られたらもう私たちはなんでも大丈夫。
私ですら、この世界の登場人物という感覚です。
もしもまた自分視点に戻りたければ、いつでも戻れます。自分視点のいいところは『どっぷり体験が楽しめる』ところ。
そのために身体があります。
でももしも、現実でネガティブに引っ張られそうなら、一度自分を離れた場所から見てみて下さい。
あいつ(自分)の状態どんなかな?と、みてあげて下さい。
自分に必要なことや、意外と頑張ってんな、とか見えなかったことが見えてくると思います。
『うまくいかなかった』『人の目が気になる』
と言う場合もリプレイしてみると『案外大したことないや』と思えると思う。
もしくは笑い飛ばせると思う。
どんな赤っ恥もさ、他人事なら笑えるもんね。笑
最初書き始めたときにはこんなに長く書くとは思いもしなかったけど、自分という意識とこれをうまく使うコツが書けたと思う。
ただし、少しだけ練習は必要かもしれない。
思い立ったらやってみてね。
きっと楽に生きる役に立つと思う。
最後まで読んでくれてありがとう。
大丈夫、私たちは必ず最善最高を生きられる。
では、またね。
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