【重要回】”感情の問題”をクリアすると、人生の次の扉が開くよ。
- 2024.12.02
- 2024.12.03
- コラム
こんにちは。さきちです。
いやぁ、長かったですね…(しみじみ)
何が?
というとね、
『感情の問題』について、です。
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感情について、ついにまとめる日が来た。
まとめてもいいよって、
本日許可が下りたように感じています。
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感情というのは、
ご存知のとおり
いつでもどんなときでも
私たちを掴んで離さない
強〜力なエネルギーですよね。
.
それはもう
本当に…みなさんが自覚されているとおりです。
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そして、
この『感情さん』がすこぶる手強いところは
『こんな嫌な気持ちがする感情、私もう手放したい‼︎』
と心底思って、
そう心に誓って
どうにか…なんとか…しようとしても
簡単には手放すことができないのが
この『感情の問題』の難しさなんですよね。
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ほとんどの人が
いつも同じ”渦”の中に巻き込まれ、
同じ反応を
反射的に繰り返してしまっているんです。
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そしてその都度
しんどい苦しい思いに苛まれる。
感情そのものと、
その感情をどうにかできなかった自分の情けなさとに。
私もずっとそうだった。
感情に左右されていると意識すらすることなくね。
.
ではどうしたらいい?
.
単刀直入に言うと
こうすればいい!という、
パッという解決策はありません。
残念なんだけど。
.
なぜなら、
毎度引っかかる感情ってのは人それぞれだし、
どのくらいその感情の深みにハマっているかもわからないからです。
でも私の体験談なら話せます。
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たぶん、
人生の中で何度か起きている”問題”が、誰しもあるかと思います。
心から嫌だなぁと感じるような出来事です。
胸がモヤモヤして
喉が詰まったり
震えたり
動けなくなるような感情です。
それをどのように自分の中で処理するか、
これが感情の問題であると私は思います。
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私のことを言えば、
感情の学びは2つの人間関係を通して行われてきました。
一つは、お義母さんとの関係。
(デリカシーのない発言やハッキリとした物言い、子供に対する考え方の違い、など)
そしてもう一つは、
形を変えて起きる、人とのすれ違いのようなもの。
初めて自覚したのは大学生のときでした。
自己主張が強くて、人を否定する女の子で
あまり好きじゃないタイプでした。
その人がよく一緒にいるグループにいました。
当時はは表面では取り繕いながら、
実際はただ彼女を避けるという方法を取りました。
そして2度目は職場で。
異動した先に”年下の先輩”という形で現れました。すごく嫌な嫉妬と、デリカシーのなさ、これまた周りにいる女性を下に見るや傷つける。
(今思えば若いが故の行動だったのかもしれません)
そんな態度が目につき…
近くにいるだけで、声を聞くだけで、
鳥肌が立ってしまう毎日でした。
生理的に無理、というやつです。
でも私は彼女を理解してあげようとも思わなかったし、関係を構築するための努力も途中で放棄しました。
私も未熟だったんです。
このときも学びのチャンスを逃しました。
でもこれが私が退職した一つの要因でもあり、そのくらい思い悩んではいました。
できればもう会いたくない、と。
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こうして私は、3度目の”学びをくれる人”と出会うことになりました。
今度は保育園のママ友という形で。
とても感じの良い方で、
私も仲良くなれるのでは?と直感的に思いました。
おうちに行かせてもらったり、子供たち同士も仲良くしているように見えました。
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でも、子どもが小学校に通うようになって…
少しずつズレが出てきて。
子供たち同士が互いにライバル視というかなんというか…よくあることなんだろうけど
娘はその子に嫌なことをされて泣いて帰ってきたり、ウソをつかれたりと
私の中にも小さな違和感が出てきてしまいました。
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私は悶々としていました。
自分のことではなく
今度は子供のことで。
なんとかしなきゃという焦りに似た気持ちと
どこにも向けることができないイライラが
私を包んでいました。
ママ友とは素直に仲良くしたいという自分と、
そのママ友の子に違和感を感じている自分。
どちらともが正直な私の気持ちでした。
そして徐々に心の距離が離れていきました。
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ここからは結論です。
私が上のような人間関係から学んだことをここで総括させてください(笑)
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感情の問題は、
さまざまに自分の心をがんじがらめにします。
そして
『これを考えなければお前は大変なことになる』
と、強く言ってきます。
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漠然としているのに
強迫観念にも似た思いを植え付けます。
大抵の人はこの囚われに気づくことなく
もがいていると思います。
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そして『ずっと考えていろよ』
と不敵な笑みを浮かべて
思考と感情をその場に永遠ぐるぐる巡らせるように罠を仕掛けます。
この罠に気づかなければなりません。
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一時的に気分転換しても、
また思考の渦に戻ることも多いです。
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それではどのようにこの問題から離れればいいのか?
一つは時間ぐすりです。
時間が経てば、その問題か感情について自然と距離を置くことができるようになります。
でもどのくらい時間が必要かは、人それぞれに違いがあります。
一日か1週間か、一ヶ月か、一年か、十年か、ね。
二つ目は問題を多面的に見る事です。
相手の立場に立ってみたり、
妄想が暴走していないか、さまざまな考え方を取り入れているうちに、
『まぁ大丈夫か』と思えるようになります。
おかげさまとお互いさまの心です。
三つ目は、とにかく肩の力を抜くこと。
とくに怒りや解決策を見つけようと躍起になってるときに効果的です。
まぁ、お茶でも飲んでさ。
四つ目は、『感情の問題について考える必要がない』と気付くこと。
ある意味では諦めること。自然に任せること。
執着を手放すこと。
それが自分にとって良いと信じていることでも、です。
1番大切なのは四つめです。
感情の問題をクリアするには、これが最も大切です。
どうにかしようとしないこと。
なんとかしよう、解決策をさがそうとしないこと。
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感情はまるで、
自分の脳から太いひもがついてるみたいにいつまでもどこからか『問題』を引っ張ってきます。
考えさせようと、彼らなりに一生懸命になっています。
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何よりも自分が苦しいのであれば
それをやめるべきです。
キッパリと。
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怒りや悲しみや
自己嫌悪や
あるいは自信がなくて行動に移せないことも
そこに止まり続けることで
自分にメリットがないことを
理解して
理解できたのなら
そこから離れる術を実行して
キッパリと感情に左右されることを
もうしないこと。
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瞬間、感情が揺れることはあっても
それ以上考え続けることも、
関係を良くしたいとか
どうしたら仲良くなれる?とか
そんなことも考えない。
.
流れに任せて、
来たものを受け取るか、流すのかも
そのときの気持ちに素直に。
.
『必ず最善に成る』
『必ず良くなる』
という希望を持ちつつも、
今ある素晴らしいものを見つけることも忘れずに。
.
感情と離れることができたなら、
自分のやりたいことをして
好きなことをして
リラックスして
自分をお客さまのようにもてなして
愛して
その結果、溢れてきたものを、誰かに。
それでいい。それだけで、いい。
.
過度に人に優しくすることも
自分をいじめることもする必要はなくて
自然体で
中庸で
いつでも自分のバランスを取ることに注力して。
感情の方向を見極めて。
私たちは
もう
感情の問題をクリアすることができるよ。
,
この問題をクリアできた時、
視界が開けて
そして
新しい扉が現れる。
.
私にも現れた。
ウソみたいな幸運と共に。
その話はまた、いつか。
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