肉体を構成する細胞たちの声が聴こえたとき、彼らは何を言っていたか?
- 2025.01.21
- コラム
こんにちは。さきちです。
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朝早いうちにこれを書いています。
忘れないうちに、
あたたかいうちに、
書きたいと内側からの情熱が沸いてきたので
それにしたがって。
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今朝ね、生理前のはずなのになんだか身体が軽くて
うれしくなって
みんなを送り出したあと、
ゆったりとした気分で身体をほぐしていました。
ヨガのポーズとも言えないポーズをしたり
ただただ好きなように腕を動かしてみたり
伸びてみたり縮んでみたり(笑)
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そしてね久しぶりにしたくなったポーズがあったのでやってみました。
言葉で説明するのが難しいんだけれども
こんなポーズ。
膝と膝を合わせて組み、そのままゆっくりと前に倒れる。
お尻や太ももの外側が伸びて、とても気持ちいいのだけれど、
この瞬間…”何か”が湧き上がってきた。
それは自分への愛で
私はこの身体をとても愛しているという想い。
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痛いところはあるけれど、
それでもこの身体は、私を常に支えてくれている。
決して骨や肉がバラバラになることなく、
私という存在がここに居られるように。
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私は両腕で自分の膝をかかえるように抱きしめた。
すると涙がこぼれそうになるくらい
自分の身体にとても愛おしさを感じた。
『ありがとう。ありがとう。』
『今までよくやったね。』
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そしたら
身体の内側から彼らの気持ちが聴こえてきた。
『大丈夫だよ。いつでも頼ってほしい。もっと頼ってほしい。』
『僕らには、きみを支えることができる力があるんだ』
『僕らはきみがもうダメかもしれないと思っているときでも、大丈夫なんだよ』
『そんなときは僕らを頼ってほしい。そのダメだという気持ちを受け止めてもなお、僕らには出来ることがある』
『きみを元に戻してあげることができるんだ』
『僕らはきみのために死ぬことをなんとも思っていない。それが役目だし、喜びなんだよ』
『君たちは僕らが病気になったら、負担をかけてごめんって言うよね。あるいは僕らを責めることもあるかもしれないね。』
『でも僕らはね、そんなことなんとも思っていないよ』
『もしもダメな部分があったら、他のみんなでカバーするのさ。ただそれだけのことなんだ』
『そしてきみの気持ちがダメになったときは、身体がカバーするのさ。だから大丈夫なんだよ』
『僕らをもっと信じて使っていいのさ』
『お願いしていいのさ』
『僕らは無限の愛を持っている。きみを支えることができる』
『ときどき僕らを抱きしめてありがとうって、そう言ってくれるだけでいいのさ』
『なぜ触覚があると思う?』
『何かに触れた時、きみたちはその感触で僕ら細胞の存在を感じているのさ』
『ほら、どんな瞬間もきみから離れていないよ』
『ここに、いるよってね』
『自分で自分の身体に触れた時、そこには愛が生まれているんだよ』
『きみが身体を愛おしく思ったときに感じたその気持ちは、僕らの愛のほんの一部さ』
『僕らはきみたちを淡々と愛し、そして死ぬのさ。それが最大の喜びで、満足してまた次に行くだけ。』
『病気はさ、僕らが頑張った証なんだよね。だから労ってくれればいい。きみは自分を悪く思う必要なんてこれっぽっちもないんだからね。』
『そしてさ、悪くない部分にまた頼ればいいんだよ』
『こうして今日きみが僕らに感じた愛をもう一度ただ思い出せばいい』
『僕らにとってはきみのきもちが一番たいせつなんだから』
『ただ、自分を抱きしめるんだ。今日みたいに』
『忘れないで、ぼくらはずっとここにいることを』
『きみを、愛し続けていることを』
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追伸
山も川も海も大地も
いつも私たちを本当〜に優しく抱いているよ。
それはそれは優しいエネルギーで。
自分のエネルギーを無条件に
絶対的に圧倒的に差し出してくれていて
そこには何の見返りも必要としていないんだよ。
私たちは
そんな彼らに何ができるか?と問うたとき
『できるなら…抱きしめてほしい』って
返ってきたんだよ!
だから私は自分のエネルギーをおっきくおっきくして、大きな山や日本の大地を包み込めるくらい大きくして、優しく抱きしめたんだよ。
人間にできることはね、
自然を守ったり、今ある家屋や土地を整備してあげたり直してあげたり、動物のお世話をしてあげり、人の手や身体を使って、それらをお世話してあげることなんだって。
それは人間しかできないことなんだって。
自分たちを豊かにしてくれている源泉、本当のところを見つめて感謝して守ることなんだって。
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