【コラム】大学生の頃、家庭教師をしていた教え子の「あの子」のことをときどき思い出す
- 2020.09.18
- コラム

こんにちは。さきちです。
今日は久しぶりにコラムを書いてみようと思います。
大学生の頃のこと
ときどき、自分が大学生だった頃のことを思いだしたりしますが、私はおそらく人より多くのアルバイトを体験していると思います。
いろいろなことに興味を持ち、「思い立ったが吉日」と割とすぐに行動するタイプなので
アルバイトサイトでやってみたいアルバイトがあれば、すぐに応募する日々でした。
派遣のアルバイトもしていたので、すべて合わせると両手じゃ足りない数のアルバイトをしてきました。
家庭教師のアルバイト
そんなアルバイト生活の中で、1番最初に始めたのが「家庭教師」のアルバイトでした。
大学に合格後、すぐに兄と同じ家庭教師のグループに参加して、バイトをスタートしました。
そのとき受け持ったのが、”Aちゃん”という女の子でした。
当時Aちゃんは中学3年生。
親御さんは公立高校への進学を希望していましたが、正直とてもじゃないけど勉強が追いついていませんでした。
私は、以前Aちゃんを担当していた家庭教師の先生から引継ぎを受けて、Aちゃんと対面しました。
穏やかで優しそうなAちゃん。素直に勉強に取り組んでくれそう。
しかし、その見た目とは裏腹に、私が出した宿題を毎週見事にやってきませんでした。
「どうして宿題をしなかったの?」
「ごめんなさい。忘れてしまいました。」
毎週しれっとそう答えるAちゃん(笑)
でもそう言われると、責めることもできませんでした。
素直そうに見えて、頑固。
これがAちゃんの印象でした。
どうすれば、宿題をやってくれるだろう。
どうすれば、意欲的に勉強に取り組むようになるだろう。
初めてのアルバイトで、自分とまったく違うタイプの教え子に戸惑う毎日。
「どうすれば?」を常に考えて、週に1日しかないの家庭教師の日を過ごしていました。
Aちゃんと接する時間が足りない。
そう考えた私は、「週1日」だった家庭教師の時間を「週2日」に増やしてもらいました。
そして、ほぼ毎日Aちゃんにメールをするように。
「今日はこれとこれをやろうね」
「必ず5分は机に向かうんだよ」
としつこくても構わないから”あなたを気にしている人がいる”と知ってほしくて続けていました。
さらに授業の最初には、必ず”雑談”から始めるようにしました。
Aちゃんの好きなこと、やりたいこと、学校のこと、受験のこと、家庭のこと…
なんでもいいから、「とにかくAちゃんとコミュニケーションを取りたい」と思っていました。
あまり口数が多い方ではなかったAちゃん。
しかし、私の想いが通じたのか…次第に自分のことをぽつぽつ教えてくれるように。
どうやら「アニメと音楽」が好きだ、ということがわかってきました。
当時のAちゃんはアジアンカンフージェネレーション(アジカン)が好きで、「先生も聴いてみて!」とアルバムを貸してくれたりもしました。
受験のことも、「自分は高校に進学できればいいけど、アニメの専門学校へ行きたい」とも話してくれました。
そうか、アニメを勉強したいんだな。
そしたら英語やら数学やら、、、なかなか興味湧かないよな…
でも高校はきっと楽しいよ!
中学とは違った友達もできるし、違った景色が必ず見えるから!
と励まし、一緒に勉強を進めました。
赤点しか取れなかった英語も、平均点以上をコンスタントに取るようになり
苦手な数学もなんとか平均点ラインまできました。
その結果、私立の高校に入学することができました。
希望していた公立は無理だったけど、晴れてAちゃんは高校生になりました。
教え子との思い出
その後、私は掛け持ちでしていた他のアルバイトが忙しくなり、Aちゃんの中学卒業と共に家庭教師のアルバイトを辞めました。
後にも先にも、家庭教師の教え子はAちゃん一人。
一緒に過ごした時間は短いけれど、私にとってはとても濃く思い出に残る経験でした。
「Aちゃんどうしてるかな?どんな大人になっただろう?」
Aちゃんも今頃30歳を過ぎて、家庭があったりするんだろうか。
私は当時住んでいた東京を離れて、結婚して家族が増えたよ。
もうきっと、どこかですれ違うこともないと思う。
すれ違っても、わからない。
でも、思い出の中のAちゃんはいつも笑ってるから、それで良いんだと思う。
私の心の中の宝箱にしまっておくね。
私と会ったことでAちゃんに何か良い影響があったんだとすれば、それほどうれしいことはないよ。
Aちゃん、ずっと元気でいてね。
おしまい。
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