【年長女子】子ども同士のいざこざから思うこと

【年長女子】子ども同士のいざこざから思うこと

こんにちは。さきちです。

 

長女が6歳になり、お友達とケンカでもないけど、

そういった”ちょっとした問題”にぶつかったりしているようです。

 

自分ワールド全開だけど…

私からみた長女の性格は、控えめだけれど自分の世界観を強くもっている子です。

気になることがあると、ものすごい集中力を発揮して人の言葉も聞こえなくなることがよくあります(笑)

でも、集中をこちらに向けさえすればきちんと話も聞けるし、やることもできます。

 

歌や踊り、生き物のことが興味のある分野。

そしてEテレの「まちスコープ」という番組がお気に入り。(街にあるいろんな疑問をまちスコープをつけると解明できるってTV番組)

様々なことの興味をもって「これはどういうことなの?」「なんでこうなっているの?」と自分でいろいろ考えることが好きなようです。(めっちゃ質問してくる)

 

でもまだ言葉が上手に出なくて、言いたいことが言えないこともあるようです。

 

年長組ともなれば、女の子は仲の良い友達同士で遊ぶこともあるでしょうが、長女の場合、特段この子と!という感じではなく、みんなとほどほどに仲が良いようです。

穏やかな性格なので、人を傷つけたりすることもないと思います。

これまでお友達とのトラブルもほとんど聞いたことがありませんでした。

 

年長になってはじめての…

そんな長女が最近、

「○○ちゃんにこう言われたんだけど、それってちがうよね。」というようなことを言い出しました。(○○ちゃんというのは、教室での席が隣の子で、よく接することがあるようです)

 

私がTVを見ながら長女の髪を結んであげていると、

「ねぇ、おかあさん。わたし、髪切る。」というので

「どうして?」と聞くと

「○○ちゃんに長いって言われたから…」と言いました。

 

ほぉ。

 

娘「○○ちゃんが、わたしの髪、長いって言うの。」

 

たしかに○○ちゃんはおかっぱ風の髪の毛で、長女より短い髪をしています。

 

「でも、ど~う?(娘の名前)は髪、切りたいの?」と私が問いかけると

娘「…」

「(娘の名前)が切りたくなかったら切らなくていいんだよ。自分で決めていいんだよ」

というと

娘「でも○○ちゃんが長いって言うから…」と。

 

長女はとても優しいので、人に言われたことをそのまま受け入れることがとても多いです。

もちろん素直でいいことなのですが、

反対に、自分が「違う」と思っても、強く言われると「そうしなきゃ」と思ってしまうようです。

 

私は、○○ちゃんはもしかしたら、長女に対して「羨ましい」という気持ちを持っているのかもしれないな、とふと思いました。

 

子どもたちは実に様々な感情を持っていますが、口をついて出る言葉が感情と裏腹になってしまうことってよくあると思います。

 

特に成長してきた女の子たちは外見にとても興味を抱きます。

先日、長女に細かい三つ編みでハーフアップのような髪の毛を作ってあげたとき、送迎で一緒になった○○ちゃんが長女のその髪型を指摘してきました。

 

○○ちゃんの家では、半年ほど前に赤ちゃんが生まれたばかりで、お母さんはきっととても大変だと思います。

それで、もしかしたら少し寂しい想いをしているのかもしれません。(勝手な想像ですがね)

 

言葉通りに受け取らないという術

コミュニケーションの中心って、ほぼほぼ「言葉」に頼りがちになってしまうのですが、

その言葉の奥にある感情を見てみると…その人の本当の気持ちがわかることがあります。

 

これを私は「言葉を抽象化する術」と呼んでいます。

 

これはめちゃくちゃ使えるワザで、人を傷つける言葉であっても、抽象化するとその人の本当の気持が垣間見ることができます。

(これまでは主にお義母さんに対して使ってきました)

 

たとえばね。

お義母さんは孫たちの服装に結構うるさくて。(笑)

 

「こんな薄着で…(どうこう」

「今日は靴じゃなくて長靴の方が…(どうこう」

「袖が短すぎる」

「首元があきすぎ」などなど

とかね。

 

本人たちのお気に入りの服があるし、それが小さくなっちゃってたってこともある。

たまたま今日はそれやねんってこともあるのに、会うたびやたらうるさく言われるとカチンときちゃうよね。

 

だってさ、親は毎日毎日にことだけど、祖父母は会った日のことだけじゃんね。

 

で、毎度イラっとしてたけど、お義母さんってとにかくただ「心配してる」だけなんだよね。

そういう性格なの。

親であるわたし達を責めるというよりも、孫たちが心配でならない。その一心なんだってことに気づいた。

 

そんな心配しなくても…とは思うよ。

でもそういう性格なんだから私が変えることはできない。

 

こちらは「華麗なるスルー」を身に着けた方がよっぽど精神が健全でいられる。(笑)

人間関係をシャットアウトすることは簡単。でもそうはいかないことって、世の中にはたくさんあるよね

これがわたしなりの処世術。

大丈夫、最初はちょっと苦労するけど、どんどんスルーは上手くなる。(それもどうかとは思うけど。なんにせよバランス)

最近はお義母さんがしゃべってても全然気にならないし、むしろ別のことに意識を向けてて聞いてないってこともある!(^^)!(おい)

 

 

言われた瞬間ムッとしちゃう言葉たちも

たいてい人を傷つけるという目的ではなく、その言葉の奥底には、その人自身の問題が潜んでいることが多いです。

 

人をネガティブにする言葉の多くは、言っている自分に対して向けられている(もしくはかつて自分が向けられた)言葉であることも多いです。

だから、人に言っているようでも実は自分に言っているということになり、その嫌~な感情が遅かれ早かれいずれは返ってきてしまいます。

 

そう考えると、特段その言葉を受け止めてあげる必要はなく、

むしろ人を嫌な気持ちにするようなことを言っているような大人は、放っておけば良いと思います。(笑)

 

でも子どもの場合は、、、力を貸してあげたいなという気がしてしまいます。

 

○○ちゃんの場合、家庭の事情も相まって「寂しい」「構ってほしい」という気持ちが言葉の端々に見え隠れしています。

もしも送迎の時に出会ったら、優しく声をかけてあげようと思います。

 

子どもはみんなで育てよう

子どもは誰だって自分が一番に愛されたいもの。

そして、親や周りの大人の愛を常に確認しておきたい生き物です。(私もそうだったしなぁ…)

 

私自身まだまだ未熟で、娘たちの気持ちに寄り添えるときとそうでないときがあって、情けなくて泣いちゃうことがあります。

感情的に怒ってしまうことだってある。

子育てってむっちゃ大変やなっていつも思います。

でも外では平気な顔をしています。(真顔)

 

そんな大変な子育てだけど、

それはそれは自分との戦いだけど、

そんなことを凌駕するくらいに心の底から幸せって思える瞬間ももらえるんですよね。

 

親だけでは子供は育てられない。

だから、できるときには自分の子ども以外であっても目を配ってあげたいなと思います。

 

大きくなったとき、その子が「信頼できる大人はいるんだ」と思えるようになったらいい。

いつかはこの子たちが子育てしていく時期がくるのだから。

 

おしまい。

 

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