うまくいかない日と妖精画の話
- 2023.11.15
- コラム
こんにちは、さきちです。
2023年11月15日水曜日 秋晴れ
今日は、洋服づくりがなかなか上手くいかない日でした。
設計図を見て同じようにやってるつもりが、生地の表裏を間違えてしまったり、縫い代を巻き込んでしまったり。
何度もやり直し。大人になっても地味に泣きたくなることって、ありますね。笑
同じ箇所を3回間違えると私は泣きたくなることが分かりました٩( ᐛ )و
そんな私の不調に合わせてか、ミシンさんのご機嫌も斜め…笑
下糸が途中で突然プツンと切れ、直そうと思ったけど、ボビンの糸はじまりがどこだか分からなくなり、、、
こりゃあかんサインやな。
と、早々に本日の作業を切り上げました。
そういう日は無理をしない。
なんだか無性に気が焦る。
そんな日こそ、あきらめる。
あきらめる勇気。(嫌われる勇気的な)
うん。また明日から、ぼちぼち。
そして。今日はでもね。いいことがあったよ。
午後になって、少し前に依頼していた妖精さんのアクリル画が届きました。
なんの注文もつけず、全てを作家さんにお任せした絵。
可愛すぎるでしょう?
胸がフワァとあったかくなりました。
妖精というより、天使のような気もする。
神々しくも愛らしい。子どものようで大人っぽい。
何よりこの色使い。見てるだけで穏やかな優しい気持ちになってきます。とろ〜ん。(午前中の失敗などどこへやら笑)
私はこの絵を見た時、『小さい頃の自分だ』と思ったよ。
自分のことをとても愛していて、とっても自信があって。少し生意気なんだけど、周りの人への大きな愛を胸に秘めている。
まさにこの絵の背景である淡いピンクは、私が『愛』と言われた時に想像する色。
この絵がうちに来てくれて、すごくうれしかった。
子どものときの自分にまた会えたみたいな気がしたから。
作家さんに大感謝。
アートって素晴らしい。
一瞬にして別の次元に自分を持っていってくれる。みんな実は無意識でそのことを知っている。
気分が落ちた時、アートを見たくなるのはどうしてかな?
アートが出すエネルギーを感じると、人は心を動かされる。
その状況をよくよく観察してみると、実はその絵や作品と同じ空間にいる人の振動が共鳴して、別の世界に移動しているんだよ。
だからアートは考えるものではなく、感じるもの。
何も分からなくていい。頭をからっぽにして全身でアートから出るエネルギーを受け止めるといい。
それでOK.
それがすべて。
絵を見た長女が言いました。
『わぁ!幸せになる絵だね〜!』
うん、間違いない。
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