【重要】境界線をあいまいにすることと理屈を超えていくこと
- 2024.03.02
- コラム
こんにちは。さきちです。
今日を含めた最近の”大切な気付き”について書き留めておきます。
なんせすぐ忘れちゃうもんで笑。
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今朝、車を運転していてね。
窓を通り過ぎる景色を見ている時、急に降ってきた言葉があったの。
『区切らない』
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こういう時、言葉と共に一瞬でいろいろ”分かる“ことがある。
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これから説明していくね。
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私たちの世界は、境界線だらけ。だよね。
玄関を一歩出れば、他の建物があって、それは他の人の持ち物で、
ここからここは誰々の所有、ここからここは誰かのお店で、ここは車道だから人は歩いてはいけない、とかね。
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私のものと、私のもの以外。
私のスペースと、他人のスペース。
どこからどこまでが何で、自分とは別のもの。
そういう”区切り”を付けるのが当たり前だし、得意なのが私たち。
呼吸をするかのごとくとても自然に、ボーダーを引き続けている。
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かくいう私も、車を運転しながら、無意識のうちに町の景色を細分化していました。
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そこで突然『区切らない』と言われた。
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区切りを付けると、境界線をはっきりさせると、自分の世界には何が起こると思う?
それは、自分と自分以外(仮想敵)という分離の意識が大きくなるということ。
ブロックとブロックをくっつけても、割れ目は消えない。寄り添っているように見えても、決して交わらないように。
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わたしは昔から、視覚的に世界をはっきりと捉えるのが苦手でした。
特に人の顔。
人の顔がはっきり見えてしまうと、私と相手という対立構造が明確になってしまう。
それが無意識に怖かった。
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子どもの頃は対立構造がどうとか、もちろんそんな難しいことを思っていたわけではないけれど、
なんとなく圧迫感をいつも感じていたように思います。
特に怒られるときの大人の顔なんかは絶対に見えない方がいいよね。笑
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『はっきり見えないくらいがちょうどいいなぁ』なんていつも考えたりしていました。(そうしたら近視になった)
周りの世界(景色)が曖昧だと、常に自分にしか焦点が当たらないからすごく楽なんだよね。
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もしも、自分と話している人の顔がのっぺらぼうだったらどうだろう?
少し怖いけど、それでも”自分と自分とは違う人”という対立構造からは、少し逃れられるような気がしています。
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発せられる言葉もそう、そして外見もそうだけど、全てをエネルギーとして受け止めることの重要性をいつも感じます。
言葉は言葉通りに受け取らないのが楽。
外見もぼんやりとしか見ない。
この感覚、分かってもらえるかしら?
(繊細あるあるなのかなぁ)
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そうすると柔らかい感度でいられるし、自分も守ることができます。
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そして二つ目。
理屈を超えていくこと。
これもある意味で上に書いたことと似ているかもしれないんだけれどね。
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私たちは、この現実世界で起こることはすべて(とは言わなくてもほとんど)理屈に合ってるものと思い込んでいるよね。
こうだったから、こうなった。
理屈で考えたら、こんな結果はあり得ないとか。
辻褄が合う、ともいうかもしれない。
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でも、それって…
理屈通りにしか物事は起きない。
そう思い込んでるからそうなっているんじゃ…と思ったことはない?
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もしも、
『理屈では起こらないことも起きる可能性』に気付けて、そのことを自分の世界に招き入れたら、
私たちは”理にかなってないけどなぜかこうなった”いう無限の可能性を手に入れることができる。
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つまり、知らない人から突然素敵なプレゼントを受け取ることもあり得るし、
これから出会う人全てが、とんでもなく親切で素晴らしい人だってこともあり得るっていうこと。笑
『そんなことあり得ない』って思ってるからあり得なかったんだってことに気付けたら、そのミラクルの扉は開かれる。
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私の体験談を話すね。
もう10年以上前のこと。
当時の彼氏とUSJに遊びに行った時、1日たくさん遊んで、最後にジェットコースターに乗ろうかどうか迷っていたときのこと。
帰りは新幹線で時間が決まってる。
今USJを出れば、駅で串カツを食べて新幹線に乗る余裕がある。
ジェットコースターに並べば、待ち時間からしてギリギリ新幹線に間に合うかどうか…(串カツは絶対に無理)
若い2人は迷っていた…
ジェットコースターに並ぶか否かを。
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…そのとき奇跡は起きた!
目の前から歩いてきた年上のカップルが
『ねぇ、これ(ジェットコースター)乗る?乗るならファストパスあげる!私たちもう帰るから!』と急に話しかけてきたのです。
えー!マジすか!乗ります!と即答すると
『じゃあね〜』と、ファストパスを私たちに手渡すと足早に去って行きました。
おかげで私たちは長蛇の列をすり抜け、あっという間にジェットコースターに乗った後、串カツを食べ、時間通りに新幹線に乗って帰ることができました。
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2つに1つと思っていた選択肢。
2つ同時に叶った!
そんな奇跡的な出来事でした。
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理屈に合わないことだって起きるんだ。
(恐らくみんなに今までだって起きてる)
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『そう、なんだってあり得るさ』
『だって私たちは世界のほとんど何も知らないんだから』
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そんなことを思う午後なのでした。
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