完璧とはなんなのか

完璧とはなんなのか

こんにちは。さきちです。

今日は完璧という意味について考えてみたい。

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なぜなら完璧ということと、この世に蔓延する他人との比較というものとが密接に関連していると感じるから。

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他人との比較から脱却できれば、ほぼほぼ世界は明るい。

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そして

完璧さについて

自分のなかで腑に落ちたなら

自動的に

比較というものとは決別できると思うから。

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“そのままで私たちは完璧”というとき

心の中で即反論が湧き上がる。

なぜかというと完璧と言われた瞬間に

完璧でない部分を脳が探し出すからである。

これはもう、そのようになってしまっている。

周囲の人の考え方しかりアニメや雑誌、テレビなどのメディアで得る情報がそんな風に言っているから

ある種、洗脳のようにそうなってしまっているんだと思う。

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でも完璧さってなんだと思う?

私が思うに

完璧でないと思う部分を心底受け入れていることだと思う。

これはある程度成長しちゃうと難しくはあるけれど

できないことはない。

完璧でないことを受け入れることが逆説的に完璧さと背中合わせというか

完璧さとリンクすることだと思う。

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たとえば見た目に関して完璧でないと思う部分があるとする。

目が二重じゃないとか

ムダ毛が多いとか

お腹が出てるとか

肌が荒れてるとか

歯並びが気に入らないとか

まぁいろいろあるよね。

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どんなに努力を重ねても

結局、完璧は掴めない。

想像に難くないよね。

どこまでいっても、人間の欲は尽きないと思うから。次の粗探しが始まる。

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この、完璧さが他人との比較や

ただの虚像である理想から生まれていることに気づけるといいね。

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私が今感じることは

どんな自分であってもその瞬間、1秒違わずその瞬間の自分として完璧であるということ。

理由はない。

ただそう感じるから。

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食べ過ぎたと感じてぐったりしてても

大口あけて笑っていても

他人に言ったことを気にしてメソメソしてても

子どもに怒っていても

料理を上手く作れたとニヤついていても

そのことが一般的に言われてる良いも悪いも超えて、

その人の価値観すらも投げ捨てて

全てが完璧に展開されていることを

本当は知っている、ということを理解できた時、

私たちは真の意味で

“ここに居る”ということができると思う。

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わたしたちは

完璧でないということができない。

どんなときも

完璧でしかいられない。

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そのような存在であり

世界はそのような仕組みになっている。

心配しなくても

あなたも私も

この瞬間も次の瞬間も完璧である。

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もしも自分の中から反論が出て来ても

それすら受け入れて、

それを思うことすら

その時点では完璧だと思ってみてください。

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怪我をしても病気をしても

その瞬間においてのあなたの世界では完璧だと

思ってみて下さい。

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問題が起きても問題が起きたことが

この時点では完璧だし

暴言を言ってしまっても

その時点では完璧だということ。

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すべてのこの世の価値観を超えて

ただそう思ってみること。

そこから始まる。

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そこから『どんな自分でもいい』という完璧さへの歩みが始まる。

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完璧さというのは

“なりたい自分になる”という完璧さではなく

今ある自分でいいと

自然体で認めることだと思う。

その瞬間完璧であることを、心底知っていることだと思う。

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外に何かを求めるのでも

付け足すのでもなく

できることをする。

私はこれがとても苦手だった。

ずっと外に自分らしさを探して求めて彷徨っていた。

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誰かに認められなくても

自分の役割を果たせる人こそ”カミサマ”だと思う。

ゴミ拾いをしてくれる人

レジをしてくれる人

家族と家を守る人

外でお仕事する人

病気や精神的なことで何もできないと悩む人も

あなたがそこで苦しみ、やがてその中に見出す光が誰かを照らしたり、

全体から見れば宇宙全体の成長に繋がっている。

それぞれが

そこでできることをするだけで完璧だと

どう転んでも完璧にしかなっていない

そう、諦めてみて下さい笑

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みんなが自分のことをそう思えたら

世界はきっと、とても優しい。

生きているだけで役割を果たしていると

その荒唐無稽な発想を

受け入れてみて下さい。

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あなたを、

あなたの全てで受け止めて

受け入れて

優しく抱きしめて

そのままで生きてください。

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他人との比較という幻想を捨てる勇気を

持って下さい。

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そんな風に全てをゆるした時

揺るぎない自分の魂が

奥の方でメラメラと力強く燃えていることに気づくはず。

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持っているものがなんだとか

肩書きがなんだとか

見た目がなんだとか

そんなことを全て捨てても

あなたが大切にしたいと思うものが何か?

必ずわかります。

それを見つけてみて下さい。

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