無意識で頑張りすぎちゃう私とあなたへ

無意識で頑張りすぎちゃう私とあなたへ

こんにちは。さきちです。

ここ最近、毎日ブログを書いてますね。

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私が他の誰かにできることって、もしかしたらこれだけなのかもな、なんて思います。

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そう、で、最近すごく気づいたことがあってね。

わたし、昔、親友からよく『頑張りスト』って呼ばれてたんですよ。

どういう意味かというとね、

最大限に頑張る人という意味で

ある種、揶揄する感じでもあるんだけど(笑)、

いつも何か頑張ってる、

一生懸命になってるヤツみたいな感じで

彼女はわたしを見ていたみたいなんです。

でも私は、自分が頑張ってるなんて微塵も思っていない。

なぜならそれがデフォルトだから。

バイトも頑張るし、学業も頑張るし、恋愛も将来のこともとにかく全方向に頑張り続けていた20代。

体力もあったし。まぁ若かったしね(笑)

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でもね、その頑張りは全てが外側向きの頑張りだったことに私は気づいていなかった。

だから

自分の中は、頑張れば頑張るほど

充実感と疲労感をまぜこぜに

疲れることは良いことだと勘違いして

どんどん枯渇していったんだよね。

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そうは言っても

幼い時から頑張るのが当たり前。

自分を犠牲にしても人のためにやるのが美しい。

期待に応えるのが喜び。

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誰かに良く思われることが

自分の希望よりも優先的。

相手が好きなものを選んだあとに自分は選ぶ。

人から任された仕事は全力投球。

人の分まで自分が頑張る。

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ただ、その”良く思われたい”ってやつも

多くの場合、不特定多数の世間体のようなものに向いていて

今思えば…

大切な人たちのことを実際は蔑ろにしていたように思う。

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本当は休みたい。

でもバイトが。

授業が。

本当はそんなに友達付き合いもしたくない。

人見知りだもん。

でも付き合い悪いやつとか根暗とか思われたくない。

コミュ障なんて恥ずかしい。

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当たり前に頑張ってしまっていて

スケジュールはパンパンに埋めて

気づいたら起き上がれない。

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私は何のために生きている?

私は社会の役になんか、立てない。

でも頑張らなきゃ。

置いていかれちゃう。

でも、しんどい。

これの繰り返し。

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自分のために買い物に来たのに

いつのまにか人に似合いそうな洋服を見ている。

家族のために必要なものだけを買って

自分が欲しかったものは忘れちゃう。

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そして

恐ろしいことにその思考に全く気づかない。

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『誰かのために』

『評価が欲しい』

私たちはあまりに他人に一生懸命になりすぎている。

そのことに気づかなきゃならない。

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自分を満たして、喜ばせて、心から愛して

はじめて

人の役に立てるのに。

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言葉で言うは簡単だけれど

そうやって生きることは簡単じゃないんだよ。

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どうしてかって言うと

そういうタイプの人は

近くにいる人の感情に敏感で

怒っている人がいれば『何かしなきゃ』って思っちゃうし

悲しんでいる人がいたら自分そっちのけで『慰めてあげなきゃ』と思っちゃうからね。

それもめちゃくちゃ自然に。

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メディアで

どこかの国で難民がたくさん出ていることを見れば

自分のことのように悲しみ

痛ましい事件や事故があれば被害者に心を合わせ嘆き

どこかの誰かのその周波数をキャッチして取り入れてしまう。

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でもね私たちがすべきことは

周りの人がどんな感情でいても

そこに合わせていかずに

自分の心地よさを最優先にすること。

その周波数を、広げること。

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他人に心を向けないことは

自分勝手でも、わがままでもないってことを

知らなくちゃいけない。

それが本来的に自分を生きるってこと。

当たり前のこと。

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『わたしが何とかしなくちゃ!』という想いは

ある種利己的で

内側に焦りと不安を生む。

何より自分のエネルギーを大幅に削る。

それでもやりたいと強く思うときは

それが自己犠牲的な精神でないことを確認してから、やる。

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これは私への戒めとアドバイスであり

私と同じような思考の流れを持っている人たちと、共有したいことなんだよね。

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親切と自己犠牲は違うんだってこと。

自分をゲストのように大切に扱って

心が大いに満たされて余裕ができたとき初めて、

他人に愛を向けていい。

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この世界は自分のために生きていい。

大切なパートナー、

家族、友達。

大切だと思える人がこの世界に居る幸せを感じつつ、

それ以上に、この世界にたった1人

“自分”として生まれたあなたに、

手を当てると今も休みなく心臓の鼓動を打つその”あなた”という存在を

どうか真剣に見つめてあげてほしい。

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今まで良く頑張ってきたね。

どんなときも一緒に生きてきてくれて、ありがとう。

辛いときも悲しいときも

ずっと一緒にいてくれて、ありがとう。

愛し続けていてくれて、ありがとう。

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もう自分を責めたり、否定したりしないよ。

全てを分かち合って

その気持ちを大切にするよ。

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覚悟を持って自分を大事にしよう。

抱きしめてあげよう。

生きてきた過去も

生きてゆく未来も

感謝して、その全てを認めよう。

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