産後直後でも。育児の合間に寝る間を惜しんでわたしがブログを書き続ける理由。

産後直後でも。育児の合間に寝る間を惜しんでわたしがブログを書き続ける理由。

先ほど、生後3ヶ月の赤ちゃん(次女)を寝かしつけた。

そして空いた時間に私はブログを書いている。

次女を4月に出産してから早3ヶ月。この間に私は50記事程度のブログを書いた。

 

書きたいことがある。

確かにそう。

もちろんそれが1番だけれど、それ以外にも

「私を突き動かしている”何か”がありそう。」

 

そう思ったので、この感情を深堀りしてみることにした。

 

育児をすることで得られるもの

現在の私は、母親業の他にすることがない。

母親業というのは片手間にできるものではなく、一般的にも重要な役割だと認識されている。

私だって余裕があるわけではない。

むしろ…ない。

30代も半ばに差し掛かり、体力だって昔ほどは充実していないし睡眠不足もつらい。

 

初めての育児のとき、「赤ちゃんが寝たら自分も一緒に寝るべきだ」とあんなに痛感していたのに。

私は今、赤ちゃんが寝ている時間にせっせとブログを書いている。

 

なぜなんだ?

 

その答えは、「ひとかどの達成感を得たいから」だと思う。

 

育児をしても達成感は得られない

育児だけで1日が終わった日…疲労感がある。

でも、仕事を終えて帰宅したときの「はぁ、疲れた」とは少し違う。

 

何かをやりきった!という感覚は、ほぼない。

こんなに頑張っているのに、なぜ達成感を得られないのだろう。

育児には終わりがない

育児というものには”終点”がない。

だからだと思う。

 

1日が終わっても、また新しい1日が始まるだけ。

子どもは成長するし、いつかは手を離れるけどその”いつ”かは明確ではない。

 

自分は風邪を引いていないのに、子どもが風邪を引けば看病で眠れないこともある。

自分より子どものこと。

なんだか子どもができてから”心配性”に拍車がかかった気さえする。

子どもが生まれてからの3年間、すっきりした気持ちで「一人時間」を過ごしたことは片手で足りるほどしかなかった。

 

育児に時間をかけて、心配りをして、どんなに自分を捧げても…

子どもが歩き、しゃべるようになっても…

長いこと育児をしていても「何かを達成した!」という清々しい気持ちには、今のところなれていない。

 

育児は暗中模索

子どもが成長するのはもちろん嬉しい。

とびきり嬉しいけれど、やっぱり”徒競走で1位になったとき”のような高揚感は得られない。

子どもが大きくなるには、親の助けが不可欠だけれど親だけの成果ではない。

「子どものために」とやってきたことが、当の子どもにとってどんな風に影響したかなんて、知る由もないし。

 

長い時間かけて努力したけれど、自分の手元には目に見える”形”あるものは残らないとすると、それはかなり辛い。

頑張って勉強したらテストの点数に表れたり、受験に合格したら証書がもらえたり。

これまでは、時間をかけた分だけ何か”手ごたえ”があった。

 

「こうすれば必ずこんな結果が出せますんで、今やってることには確実に価値あります!」って育児の方程式なんかない。

今は…自分がやっていることの価値を心に”グッ”と重く突き刺さるように実感できていない。

これでいいの?これで大丈夫?って気持ちがいつもあって、暗中模索感が半端ない。

だから辛いんだ。

 

お母さんという大事な役割を担っていても、なんだかふとした瞬間に虚しささえ感じてしまうんだ。

 




ブログは達成感を得られるか

一方で、ブログを書くことはどうだろう?

ブログを書いて、「公開」ボタンを押すとき…私は小さな達成感を得ているように思う。

 

記事を公開するたびに、大げさだけど”この世に何かを残している”感覚がある。

1つ1つ記事を積み重ねることで、ブログの価値を上げていけることに充実感を得ているんだと思う。

 

育児には”自分の時間を捧げる”価値がある。

そう頭では理解しているし、子どもは好きだ。それなりに楽しんでもいる。

でも同時に、「当たり前のことをしているだけだろ」という気持ちもある。

 

ここに矛盾が生じている。

「育児をすることには価値がある」と評価をしながら、一方で、「当たり前のことだから」と価値を下げてもいる。

この辺りのモヤモヤして処理できない感情がいつも胸の中にある。

 

だから、育児とはまったく別の部分で”自分だけ”のために価値あることをする時間が私には絶対に必要なんだ。

そうでないと、自分が消えて行ってしまうような恐怖すらある。

 

 

この気持ち、夫には理解できるだろうか。

私はまだ「に向けて成長したい」のだと思う。

●人から評価されたい。

●自分で自分の価値をもっと感じたい。

●社会と繋がっていたい

世のお母さんたちも、きっとそんな風に思うことがあるんだろう。

 

育児はあくまでも「生活」そのもの。

育児以外のことで、自分が自分らしくいるための「達成感」を得られるのであればそれは健全だし、そうすべきだと思う。

その方法が私にとっては”ブログ”なんだと思う。

 

(読みにくい文章で失礼しました。)

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