【辛すぎる】ヒトメタニューモウイルスから肺炎に!入院から退院まで編
- 2019.08.18
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【熱が下がらない】ヒトメタニューモウイルスから肺炎に!感染から入院まで編
保育園でヒトメタニューモウイルスに感染し、肺炎になってしまった娘。
大きな病院で検査後、そのまま入院になってしまいました。
親も子も、しんどすぎた入院生活(ヽ”ω`)
今回は、【入院から退院まで】の経過を記してみたいと思います。
感染症対策で個室に入院
ヒトメタニューモウイルスは、
・せきやくしゃみでも感染する(飛沫感染)し、
・気が付かないうちにウイルスに触れてしまうことで感染が広がる(接触感染)感染症
ということで個室に入院となりました。
着いてすぐに、点滴と酸素濃度や心拍数等を測るセンサーを付けられました。
今日1日で10歳くらい年取った気分。たくさんの検査に、慣れない病室に、体にいろいろ繋がれたチューブ、度々鳴るアラーム。心臓がキュッと締め付けられることばかり。自分のことなら耐えられるけど、娘がしんどそうなのは本当嫌だ…
— さきち🦀2019夏バージョン (@aoopena) August 9, 2019
たくさんのチューブにつながれてしまい、
なかなか抱っこをしてあげることも…できなくなってしまいました(/_;)
本当に胸が締め付けられそうでした。
入院生活~治療
治療は基本的に、脱水を防ぐため補液を点滴しながら投薬での治療となります。
・去痰薬を飲み、痰を切ること
・吸入をして気管支を広げて呼吸をしやすくすること
これに加えて、娘の場合ヒトメタ以外の細菌も検出されたということで
・抗生剤も投与されることになりました。
*重症化する場合、他の細菌に感染していることも多いそうです。
ただ、娘の場合、この細菌が悪さをしているかどうかは不明ということでした。
あとは、時間とともに体の免疫がつき、良くなることを願うという感じでした。
入院中の経過
ここからは入院中に記したメモを参考に見ていきたいと思います。
【ヒトメタ肺炎入院メモ】
1日目
朝から38℃後半~39℃
ぐったりしていて、おしゃべりもほとんどない。
夕方抗生剤①投与
吸入をしたり補液の点滴
呼吸を楽にするための措置をいろいろ取られる
酸素マスクとても嫌がる
当てようとするだけで手で払いのけ、体をのけ反らせ泣く
→しかし酸素を吸うのは、体を楽にするのにとても重要とのこと
→夜通し口元に酸素マスクを当てる苦行で、体はバキバキに。
↑入院中通してこれが一番厄介だった。
ときどき起きる娘をなだめながら、狭いスペースに一緒にベッドで寝る。
深夜0時過ぎ、39.9℃で座薬
2時半頃には36℃台に下がるも、朝になるとまた38℃台をうろうろ
2日目
この日から徐々に熱が下がり始めます。
呼吸の状態も良くなく、ほぼずっと眠っている。
8時頃、「座薬をもう一度しようか」と看護師さんと相談し、念のためもう一度熱を測ると、37.8℃。
「あれ?少し低いぞ」
さらにもう一度計り、38.1℃。座薬はひとまず見送り。
ここからだんだん熱は下がってくる。
午前中に抗生剤②投与
14時には熱が37.0℃に。
久しぶりに見たほぼ平熱37℃(涙)
←座薬を入れずに、ここまで下がったのはほぼ1週間ぶり。
この間、補液は24時間点滴しっぱなし。
血圧と呼吸の指数を測るいろいろな管を付けていて、とても痛々しい。
そして抱っこがしづらい…
がんばれがんばれと囁き頭を撫で、手を握る。
19時頃、抗生剤③投与
これでますます良くなるといいんだけど…
夜は、比較的安定して眠れた様子。よかった。
うんちをたくさんする。
点滴のためか尿量がめちゃくちゃ多い。
夜中一時的に38℃になるも、朝また下がる
3日目
熱は36.9℃と、かなり下がった様子(;_;)
お昼には36.3℃と、平熱より低いくらい。
起きてボーロを食べる。まだ呼吸安定しない。がんばれがんばれ。 pic.twitter.com/LtMuhCr8ln
— さきち🦀2019夏バージョン (@aoopena) August 11, 2019
抗生剤④投与
内服薬&吸入
【先生からのお話】
呼吸が苦しそうなのがかわいそうだが、現状できることはしていて
あとは娘さんの免疫に頼ることしかできない。
(嫌がるので、酸素マスクをしっかり付けてもらえないのがちょっと辛い)
あと、昼から気管支の炎症を抑える【ステロイド】を投与してみようと思う。
これでもう少し呼吸を楽にしてあげられれば。
この夜を越えたら、少し変わるかな?と思う。
*この日からステロイドを3日間投与しました
先生が、私の初歩的な質問にしっかり答えてくれるので、とてもありがたかったです。
13時頃ステロイド①投与
夜ステロイド②
夜中は呼吸が安定せず四苦八苦
酸素濃度を測る機械のアラームが鳴り続ける
酸素マスクの位置を一晩中調整し、少しでも酸素がいくように看護師さんと奮闘。
朝には少し安定。
4日目
午前中に抗生剤⑤とステロイド③投与
7時からずっと抱っこでようやく眠った娘。おつかれよー。ゆっくり眠って回復してね。 pic.twitter.com/czB4MxkFH5
— さきち🦀2019夏バージョン (@aoopena) August 12, 2019
呼吸はやはり酸素マスクなしでは少なめ。
ただ起きてる時間が長くなってきた。
起きてるときはぐずりが激しく、ずっと抱っこ。
寝ている間に吸入をする。
夜は比較的安定。
5日目
熱は36.3℃
血液検査とレントゲンを撮る
午前中に抗生剤⑥とステロイド④投与
一人で絵を描いたり、おしゃべりしながら遊べるようになった。
笑顔はまだ少ない。
診察で聴診器で胸の音を聞いた先生は、まだ苦しそうな呼吸と言われる
それでもかなり元気になってきた印象。
ステロイド終了
6日目
36.3℃~36.8℃
酸素マスクなしでも大丈夫に。
ようやく、胃をキリキリさせてまで心配しなくても良くなった頃。
笑顔も出ておしゃべりもするようになった!(●^o^●)
ベッドの上で立ち上がり、酸素のチューブで遊ぶ。
ようやく、起きていたずらできるようになってきました\♡︎/ pic.twitter.com/jzP6rBTwwp
— さきち🦀2019夏バージョン (@aoopena) August 13, 2019
私の顔を見て、笑顔で『ママだぁ』って言われたときは
本当にうれしかったなぁ…(涙)
せきや鼻水はまだ少しある。
【先生のお話】
『胸の音は明らかに良くなってますね!(゜.゜)
この様子だと(ベッドの上で立ってるし)、
金曜(2日後)に退院できるように、点滴や吸入も減らしていきましょう』とのこと。
ホッとした。
正直、入院生活は(付き添いだけど)、体力面でも精神面でもかなりしんどいので、早く終われるなら終わってほしい。
幼児入院の付き添いは…メンタル面・フィジカル面からして1週間が限界である。
— さきち🦀2019夏バージョン (@aoopena) August 14, 2019
抗生剤⑦→終了
7日目
DVDを見てゆっくり過ごす。ベッドの上で立ち上がって歩ける。
1日中酸素もなしでも大丈夫そう。
娘、ようやく明日退院できるかもしれません( ᵕェᵕ̩̩ )♡︎
(まだ決定ではないのですが…)確実に『2019年の辛かったことベスト3』に入る思い出になりました。
— さきち🦀2019夏バージョン (@aoopena) August 15, 2019
8日目
最後のレントゲンを撮る。
朝の回診で先生から
『肺炎は全くなくなった訳ではないけれど、これなら大丈夫』
と言われ、退院が決まる。
心底ほっとしました。
1週間ずーっとつけっぱなしだった点滴が外れました。
こきち、点滴がようやく取れました୧( “̮ )୨✧︎ pic.twitter.com/nPRbtZpqrx
— さきち🦀2019夏バージョン (@aoopena) August 16, 2019
センサーやチューブ類もすべて外れ、ようやく自由に動けるようになりました。
病院を出る前にパチリ。
退院しました。
みなさんの温かい応援のおかげで、なんとかがんばれました✩︎⡱
本当にありがとうございました😭 pic.twitter.com/MY7LQsaD6y— さきち🦀2019夏バージョン (@aoopena) August 16, 2019
こうして、私たち親子の8日間の入院生活が終了しました。
旦那さんもお盆休みだったので、本当に頑張ってくれました♥
入院生活 まとめ
・熱は入院生活2日目でかなり下がった
・呼吸は入院後もなかなか安定せず、特に寝入るときにガクンと下がった
・酸素マスクをもっとしっかり付けられれば、良くなるのも早かった(はず)
・2歳児の入院生活は、本人はもちろん、付き添う親も相当しんどい(-.-)
読みにくい部分が多々あったと思いますが、誰かのお役に立てればうれしいです。
今回身をもって学んだこと
ヒトメタニューモウイルスにかかったときは、
なるべく慎重に、こまめに様子をみてあげて、熱が続くなら早めに再受診すること!
心配なことは、しっかりお医者さんに相談することです。
おしまい。
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