【熱が下がらない】ヒトメタニューモウイルスから肺炎に!感染から入院まで編

【熱が下がらない】ヒトメタニューモウイルスから肺炎に!感染から入院まで編

この2週間…

ある意味、「忘れられない夏の思い出」を作っておりました。

さきちです。こんにちは。

 

「忘れられない思い出?なにそれ?」

 

と思ってくださる方もいるでしょうか。

 

実は…

娘が「ヒトメタニューモウイルス」という感染症にかかっていました。

さらに、それが原因で【肺炎】となり、入院になってしまったため

ほぼ2週間ずぅーっと看病していたのです( ;∀;)

 

 

 

「だいたいヒトメタニューモウイルスって、なによ?」と最初は軽く考えていました。

私のイメージはこんな感じ。アメーバみたいな。

ヒトメタニューモウイルス

 

でも実際は…

ヒトメタニューモウイルス

こんなやつ。マジで悪魔でした…。

 

 

夜はもちろん昼も高熱が続く、ヒトメタニューモウイルス。

肺炎すら引き起こしてしまう「怖いウイルス」でした。

 

今回の記事では、「感染から入院まで」の経過をまとめてみました。

 

ヒトメタニューモウイルスってなんぞや?という親御さんは、ぜひ読んでみて下さい。

 

 

ではスタート。




 

ヒトメタニューモウイルスとは?

 

まずはヒトメタニューモウイルスについて説明をします。

 

ヒトメタニューモウイルスとは、気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症をひきおこすウイルスの一種です。

1~3歳の幼児の間で流行することが多いのですが、大人にも感染します。

 

小児の呼吸器感染症の5~10%、大人の呼吸器感染症の2~4%は、ヒトメタニューモウイルスが原因だと考えられています。

とくに乳幼児や高齢者では重症化することもあり、注意が必要です。

MeijiSeikaファルマ株式会社HPより

 

小児科でもらった資料はこちらです。

ヒトメタニューモウイルス

 

症状としては、

・咳(多くの場合1週間程度続きます)

・熱(多くの場合4~5日続きます)

・鼻水です。

 

悪化すると

・ゼイゼイヒューヒューという呼吸(喘息様気管支炎、細気管支炎)

・呼吸困難など

の症状が出ることがあります。

ヒトメタニューもウイルスに感染しても、約1週間で症状はおさまると言われています。

*ただし1度の感染では、免疫はつかないそうです。

 

はじまりは日曜日

暑い8月の日曜日。

海に行って、水遊びでもしようかと準備をしていた1日のはじまり。

娘がコンコンとから咳をしていました。

 

「あれ~?風邪でも引いたかな?」

「まぁでも大丈夫じゃない?」

 

と、そのまま海へ。小1時間ほど遊んで帰ってきました。

 

その日の夜…熱が38.3℃に

 

月曜日 小児科受診

翌朝、熱が39℃を超えていて高かったので、小児科を受診しました。

 

保育園でRSウイルスとヒトメタが流行っていると聞いていたので

「そのどちらかかなぁ」とぼんやり考えていました。

小児科では、風邪薬を処方されました。

 

検査は特にしなかったのですが、

先生は年齢や症状から「ヒトメタニューモウイルス」でしょうと診断されました。

 

そして、「ヒトメタニューモウイルスに直接的に効く薬はありません。

高熱が続くと思いますが、焦らず見ていきましょう」と言われました。

 

このときはまだ食欲もありました。

 

しかし、熱が高かったので座薬を入れました。

いつもは旦那さんに足を押さえてもらうのですが、

この日は、初めて一人で座薬を入れました…緊張したなぁ。

 

【今回の発熱時に使ったもの】

▼座薬(念のため、いつも冷蔵庫に入っています)

created by Rinker
宇津救命丸
¥1,500 (2024/12/14 01:39:07時点 Amazon調べ-詳細)

▼冷えピタ(脇や、足の付け根に貼りました)

 

1日中、

39℃~38℃を行ったり来たりで、かなりだるそうでした。

 

火曜日 熱は続く

朝は38℃台。それでもまだ熱が高かったです。

顔に元気がなく、あまり食欲はなさそうでした。

日中もなかなか熱が下がらず、鼻水が出始めました。

お味噌汁を飲んでくれて少しホッとしました。

 

ほぼ1日中、私の膝の上で過ごしていました。

機嫌はよくないけど、私が一緒にいればそこまで悪くないといった感じでした。

水曜日 下がらぬ熱

39℃が続いていました。
今考えれば、このときもう1度、小児科に行ってもよかったかもしれないです。

 

小児科の先生に「焦らず見守ろう」と言われたのが記憶にあり

そう何度も行っても、風邪薬を処方されるだけだしなぁ」などと、思ってしまいました…( ノД`)

 

木曜日 咳がひどくなる

前日までは、そこまで酷くなかった

痰が絡んで、とてもしんどそうに聞こえるようになってきました。

 

機嫌もかなり悪く、日中も抱っこが多くなりました。

それでもときどきテレビを見ながら踊ったり、笑顔もありました。

ヒトメタ

 

 

しかし、翌日…入院となってしまいます(つд⊂)

金曜日 小児科再受診

熱は少し下がりました。

でもまだ38℃台なので、旦那さんが小児科へ連れて行ってくれました。

この日も、咳がかなり酷かったです。

私は連日の看病で、すでにかなりヘトヘトになっていました。

 

 

小児科では、レントゲンを撮りました。

 

肺に影があり、「肺炎になっている」との診断。

大きな病院に行った方がいいかもしれない、と提案されました。

 

 

私は連絡を受け、急いで入院準備をしました。

「入院時の持ち物リスト」の情報を教えてもらって、本当に助かりました!!!

(こういうとき、めちゃくちゃ焦っちゃう私)

大荷物で合流し、

旦那さんが運転して、その足で大きな病院へ行くことにしました。

 

大きな病院へ着くと、さらにウイルスの検査をし(ここでやはりヒトメタに感染していることが確定)、

再度レントゲンを撮り、吸入をしました。

 

両肺に影があるとのこと。

肺炎の状態が軽くはなさそう、ということで…

そのまま入院することになってしまいました(´;ω;`)

 

 

入院まで編 まとめ

ここまでの気づきをまとめてみます。

 

・熱が高い日が続くのは要注意

・小児科の先生の言葉を鵜吞みにせず、短いスパンでもう一度病院へ行けばよかった。

・ヒトメタの症状なのか、肺炎になっているのかの見極めは、素人には難しい。

 

「ヒトメタは高熱が続く病気」だと言われていたので、

熱が高くてもしばらく様子を見守ってしまいました。

 

咳がひどくなってきて初めて

「こんなひどい咳をすること、今までなかったよね…(;゚Д゚)」

と異変を感じ、小児科を再受診しました。

 

 

こまめに胸の音を聞いてもらうのは、思っているより大切かもしれませんね。

 

 

次回は、「入院から退院まで編」を書こうと思います。

 

 

error: Content is protected !!