【二人目リアル出産レポート】コロナ禍で不安…しかし二人目も4時間13分のスピード出産でした。
こんにちは。さきちです。一昨日、二人目の女の子を無事に出産しました。
(現在入院しながらこれを書いてます←休め。)
今回の妊娠は、最初から心配が尽きなかった…赤ちゃんが小さいとか逆子とか出血とか入院とか、毎日赤ちゃんのことを考えない日はなく、自分の体調も優れなかったりしんどかった。でもやっぱり一緒に過ごした日々を振り返ると、大切な思い出しかない。もう少しで会えるね。待ってるよー!
— さきち🦀 (@aoopena) April 14, 2020
ご報告💎
予定日より5日早く、今朝私たちの元へ天使が舞い降りました!!!!👼
コロナ禍の中、夫は立ち会いできませんでしたがなんとか無事に!1人で!出産できたこと。先生、助産師さんたちに感謝です!!!!今後はひとまず授乳に励みます!!!! pic.twitter.com/D4YWg4sM5A— さきち🦀 (@aoopena) April 16, 2020
280日という長い妊娠期間の最後に待っている『出産』。
今回の妊娠は心配事も多かったけれど、最後の最後まで波乱続きでした。
何よりも、「新型コロナウイルス禍」の中での出産は、やはり不安もありました。
「面会禁止・立ち合い禁止の中でなんとか無事に出産できたこと」を報告することで…
これから出産される方の不安を、少しでも解消できますように。
早速、二人目の出産レポートを、【当日のメモ書き】を参考にまとめたいと思います。
長くなりますが、お付き合い頂けると幸いです。
はじめに
私が出産を予定していた個人クリニックでは、当時まだ「旦那さんのみ立ち会い・面会がOK」の病院でした。
コロナが東京や都市部ではかなり感染者が増えていたものの、私の住む地域では感染者がゼロだったからです。
でも、結果的に出産することになった大きい病院は、すでに旦那さんであっても「面会・立ち会い出産は禁止」でした|д゚)
立ち会い出産を希望していた私にとっては、かなり残念でした。
いつまで続くかわからない陣痛や、助産師さんがそばに付いていてくれない時間もある中で
やはり「旦那さんの存在」は心強いもの。
でも、結局のところ…最終的に「産む」ことができるのはお母さんだけ。
最後は一人で「出産に集中」することになる、と思います。
だから、旦那さんがいなくても大丈夫。
お医者さんや助産師さんも懸命にサポートしてくれます。
心が折れそうになる瞬間もあるとは思いますが、お腹の赤ちゃんも頑張って生まれようとしてくれます。
一緒に力を合わせれば、絶対に乗り切れます!!!!!
39週2日にまさかの陣痛
前日の妊婦健診で「赤ちゃんの心拍がときどき下がる」ということで、
かかりつけのクリニックから『(念のため)大きい病院で1度見てもらおう』と言われた私。
その足で、胎児スクリーニングを受けた病院に行きました。
4月15日16時頃、大きい病院に到着。
エコーでは特段問題はなかったものの、担当の先生からは
『モニター(NST)を夜と朝に付けて、心拍が落ちなければ明日の朝、無罪放免ね!』
と、いったん入院を命ぜられました。
内診もしましたが、このときまだ子宮口の開きはは2cm(かなり柔らかくはなっていると言われました)でした。
このときはまだ、「明日退院できる」と信じ込んでいました。
が、しかし…
4月15日(出産前日)22時
大きな病院に入院後のこと。
入院してすぐからお腹にモニターを点けました。
モニターでは、
☑ 赤ちゃんの心拍
☑ 胎動
☑ お腹の張り
を主にみます。
問題だった赤ちゃんの心拍に異常はなさそうで、夕飯前にモニターは外れました。
しかし就寝後も、なんだかなかなか寝付けませんでした( ꒪⌓︎꒪)
●お腹の赤ちゃんのことや
●出産のこと(明日本当に帰れるか、とか)
●家にいる娘のこと
などを考えてしまい、ほとんど眠れず。何度か意識は飛ぶけれど、15分も寝れませんでした。
非常に眠れません…寝たいです…
— さきち🦀 (@aoopena) April 15, 2020
そして時折…
なんだかお腹が鈍く痛い…(気のせいかな)
生理痛のひどいときのような”しくしく”とした腹痛を感じていました。(陣痛が来てる…?まさかね)
眠れないのでケータイを構ったり、トイレに行ったりして時間を過ごしました。いい便が出ました(笑)
4月16日(出産当日) 明け方4時頃
看護師さんが部屋を覗きに来てくれたのをきっかけに、徐々にお腹が定期的に痛くなってきます。
(え、マジ?ほんとに陣痛なの?とこの状況に気持ちが追い付かない。)
とりあえず、夫と実母に『陣痛来てるっぽい』とだけライン。朝早いので返信なし。
アプリを起動して間隔を計ってみると、陣痛は7~8分間隔で来ていました。
そして定期的に”グーっ”と下腹部がしまる感じは、陣痛だと確信。
ナースコールを押して『陣痛っぽい感じがします』と助産師さんに報告。
→NST開始。しばらくモニターして、内診。赤ちゃんは心拍落ちず元気そう。
→子宮口は3~4cmの開きでした。
『経産婦さんなので、早めに分娩室へ行きましょう!』と促され、よろよろと歩いてLDRへ移動しました。
4月16日 午前5時半頃~
☝記念にLDRの部屋を写真に残したつもりがブレ過ぎてよくわからない写真になりました(笑)
LDR内の分娩台に上がりました。そこからしばらく「一人での戦い」が続きます。
痛みはだんだんと確実に強くなるも、まだ7~8分間隔。
最初は横向きに寝て耐えていましたが、
段々と陣痛の度に「ベッドのサイドを掴み、体を起こして丸まる体勢」じゃないと耐えられない痛みになってきます。
ヒーフーヒーフー(なるべく呼吸を意識して、「陣痛が来たら1分で収まるんだから」と言い聞かせ、心の中で数を数えていました。)と長い呼吸。
助産師さんに”何か腰に暖かいもの(湯タンポ的な)”を当ててもらうと、ほんの少し楽になりました。
1度モニターを外してトイレに行き、尿を出し切りました。
このとき、立ち上がると「恥骨」が割れんばかりに痛かったです。
もうひとつのLDRでも、どなたかお産を頑張っている様子でバタバタと人の出入りを感じました。
助産師さんが隣のLDRに行ったっきりなかなか戻ってこなくて、だいぶ心細かったです。(お隣の方がお産が進んでいる様子でした)
4月16日 午前6時半頃〜8時
再び一人で耐える時間。陣痛のたびに会陰付近、肛門から何か出そうにジンジン痛みます。
陣痛の波を”なんとか”乗り越える辛い時間でした。
陣痛は、ときどき5分を切る間隔になっていました。
助産師さんが来たタイミングで『おまたから何か出そうに痛いです… 』と言うと、内診をしてくれ子宮口は8㎝に。
『わっもう8cm!やわやわだ!』と、助産師さんが慌てた様子で先生に報告。
戻ってきた助産師さんに『ここまでよく一人で頑張ったね。がまん強いね!』と褒められました。
バタバタとお産の準備が始まります。先生も脇にスタンバイ。
いよいよかぁ。と緊張と恐ろしさが急に増しました。
この間も横向きで陣痛に耐え、ベッドサイドを握ってなんとか陣痛をやり過ごしていました。
すると、『赤ちゃんしんどいサインか出てるから酸素付けよう。深呼吸深呼吸』と、途中で酸素マスクを付けました。
陣痛が来てるときの内診が鬼。助産師さんのグリグリが長くて死にかけました。
『ああ、もうほぼ全開だ』と、子宮口は全開大に。
紙おむつと足カバーを付けて、いよいよいきむ体勢に入るも、少し陣痛の間隔が空くので「促進剤」を入れることになりました。
そこから怒濤の陣痛が始まります。(促進剤の陣痛の威力、ヤバい…)
陣痛が来ると、会陰から肛門にかけて裂けそうな痛みが来て、どうにもうめき声が止まりません。
『うぅぅぅ…あぁぁぁ…はぁぁぁ』
助産師さんが、波に合わせておまたと仙骨を押さえてくれるが、その”圧”すら吐き気がするほど痛い。
1~2分で来る最強陣痛で足や手が震える。
4月16日午前8時過ぎ ついに出産
足をベッドにセットします。
助産師さんが『がんばりましたね』と声をかけてくれる。(最終段階だねってことなのかな?)
『え?いきむのこれからだよ…?』と思いながら、痛すぎてもう逃げたい気持ちになる。
(『赤ちゃんもう、すぐそこまで来てるからね』みたいなことを言われた気がする。)
「とにかく気持ちで負けないようにガンバロウ…」と心の中で思いました。
ベッドのレバーを握っていきもうとしたけど、うまく付いてなくて片方のレバーが外れるハプニング(ちゃんとしてくれ)
陣痛が来るたびに、痛すぎて体が勝手にいきみ始めます。
(初めの1回で脱糞)
⇓
2回目で長めにいきむ
シャンパンの栓が抜けるようにポンッと破水(ようやく破水してくれてちょっとホッ)
⇓
3回目でだいぶ下に降りて頭がハマった感じ
『上手上手!』
⇓
4回目くらいで『ぶるんっ』と赤ちゃんが出てきました。
『何か出た…』という感覚がありました。
参考にどうぞ▷【経過観察】新生児に頭血腫ができた!いつ治る?黄疸との関係は?
いきみながら、「こんなに力入れたらおまたが裂ける!」と思いながらも、どうしようも出来ず”いきむ”しかありませんでした。
閉じてるジップロックを内側から空気圧で無理矢理開けるような…怖さ。
助産師さんに『体起こして私の方見て!目を開けて!』
と言われて必死で起こしたことだけは覚えています。。
いきんでる間に、助産師さんが会陰を肛門側にめちゃくちゃ引っ張ってるような、指を入れて伸ばすような痛みがあって、それもしんどかったです。
赤ちゃんが出てきたのは8時13分。
『あぁ、終わった…』という安堵の気持ちでいっぱいでした。
二人目の出産レポートまとめ
正直、最後の方は「痛み」で助産師さんの声が耳に届かず、
●いま赤ちゃんがどんな状態かとか…
●あとどのくらいで出てくるのかとか…
全くわかりませんでした。
ただただいきんでたら、赤ちゃんが出てきました。
(覚えているのは、痛さでいきみながら足が閉じてしまう私の膝を、助産師さんたちが必死に広げようとしていたこと。これがまじで辛かったです。)
赤ちゃんは少し羊水を少し飲んでしまっていたみたいで、生まれてからチューブで吸われてました。
ちょっとして泣き始めました。
会陰は少し切りました。
赤ちゃんは小さかったけど、元気です。
おっぱいもしっかり吸えています。
可愛い可愛い赤ちゃん。
立ち会いも禁止、付き添いも禁止の中で、赤ちゃんと二人三脚で頑張ることができたのが良い思い出になりました(✳︎´∨︎`✳︎).°。
これで二人目の出産レポートは終わりです。
無事に生まれて来てくれて、本当にありがとう。
最後まで読んでくださった方もありがとうございました。
あなたのお産も悔いのない素敵なお産になりますように…。
では、また。
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