【歓喜】扁平乳頭でも直母できた!乳頭保護器をやめるまでの戦い全記録。
こんにちは。「授乳」ってほんとに戦いだと思うさきちです。
この記事を読んでくださる方の中には、
・扁平乳頭の授乳方法で悩んだり
・乳頭保護器を使い始めたのはいいけれど、なかなかやめられない。
・できれば直母で、赤ちゃんにおっぱいをあげたい!
そんな切実な悩みを抱えながら、読んでくださる方がいるかもしれません。
その気持ち・・・
めっちゃくちゃわかりますよ!!!!
ただ、ひとつ先に言いたい。
直母できなくても大丈夫。
ミルクだって赤ちゃんはちゃんと育つ。
そして、直母はきっとできるようになる!
ということです。
落ち込まないで大丈夫!
この記事では、私が
乳頭保護器から脱出するまでの記録を、時系列にまとめてみました。
ちなみに娘は現在1才半。
すくすく成長曲線の真ん中を進んでいます。
「いつになったら直母できるようになるの?」
「ちゃんと自分のおっぱいから授乳できるようになるの?」
と、少しでも不安に思っているママの参考になれば、と思います。
授乳当時に書いていた日記を元にまとめてあります。
記事内で内容が重複する部分もありますが、ご容赦ください。
こちらも参考に
▷【母乳育児】扁平乳頭と乳頭マッサージについて。おすすめの乳頭ケアクリームも。乳首は柔らかいことが大事!
乳頭保護器ダメなの?
最初に言いたいのが「乳頭保護器ダメじゃないよ!」ということです。
そもそも乳頭保護器は、
頻回の授乳で乳首が切れてしまったり、乳首の形が、赤ちゃんにとってくわえにくかったり…
何らかの理由で、直接授乳できない場合に使うものです。
「乳頭保護器を使わなければ授乳できない人」もたくさんいます。
わたしもその一人でした。
使っていいんです。
でも・・・私の場合は使っていくうちに
「乳頭保護器がなければ授乳できない」
という、この煩わしさに一番悩みました。
授乳というのは【スピード勝負】な部分がありますよね。
乳頭保護器は
・授乳の度に、毎回準備しておかなければならないし、
・消毒もいるし、
・接着が弱くてすぐ外れてしまう。
あげたいときにすぐあげられないことに、自分自身がイライラしていました。
それから
・外出するときも、忘れてしまうと授乳できません。
乳頭保護器なくしたらヤバイ!状態。
授乳は多ければ1日に10回以上します。
回数が多ければ多いほど、この煩わしさがどんどんしんどくなります。
そして、「乳頭保護器を付けていると母乳の量がだんだん減ってくる」という、都市伝説のような話も聞きました。
(これはあとから減らないよ、という話をします)
ママたちって、そういう話に敏感ですよね。
新米ママの私は、
この煩わしさと母乳量確保のために「できれば乳頭保護器をやめたい」と思っていました。
前置きが長くなりましたが、実際のお話に入っていきますね。
乳頭保護器を使い始めた
私が乳頭保護器を使い始めたのは入院中(産後5日間)に、看護師さんに勧められてのことでした。
乳頭保護器のことを何もわからないままに、「つけること」を選択しました。
ここに良い悪いはなかったんだと思います。
ちなみに私はMを使っていました。
産院でも売っていて、これを購入して使いました。
扁平乳頭?乳首が短い
私の乳頭は、「扁平」というほどではないけれどかなり短く、
赤ちゃんがしっかりくわえるにはちょっと長さが足りなかったようです。
そこで、「しっかりした乳頭の形がある乳頭保護器」を使うことで、赤ちゃんは母乳を飲むことができました。
赤ちゃんにとって、初乳を飲むことは重要と言われているので、その点は良かったかなと思います。
しかしその後、
乳頭保護器がなければ、赤ちゃんに母乳を飲ませることができなくなってしまいました。
これが、後から自分を苦しめることになります。
生後7日の記録
母乳は、出さなければ新しく作られません。
「出された量=必要な量」として体は認識して、母乳を作ってくれます。
保護器でしか母乳をあげられないけれど
母乳の量を一定に保つため、溜まった分をどんどん搾乳することにしました。
搾乳を始める
———当時の日記より———
今朝は、2時4時6時と授乳が続いております。
母に手伝ってもらいながら
自分のおっぱい(保護器)→ミルク足す→おむつ替える
みたいな感じでやってます。
ミルクをどのくらい足したら良いのか、まだよくわからなくて・・・
とにかく泣いたら、おっぱいからのミルク(40mlか50mlくらい)をしています。
でも、またすぐ泣くときもあって、
全部で100mlくらいになることもあります。
そんなに飲むの?って思いながら、あげないとなかなか寝ないので、きっとそれでいいんだと思います…(吐くこともないので)
手動搾乳器の説明
おっぱいはまだ出口があまり確保できてないようで、待機要員が溜まります。
なので、痛くなったら搾乳始めました
メデラの手動搾乳器☟
搾乳後の母乳をボトルに溜めておいて、哺乳瓶に詰め替えて冷蔵します→泣いたらこれをあげます。
(実は、この搾乳器は下の容器が蓋を付けると、そのまま保存できるボトルになっています。
さらに、そのボトルに付属の乳首をつけて、そのままあげられるのですが、
付属の乳首はブシャーっと勢いよく出てしまうので、とても赤ちゃんには飲めそうにないです…なので哺乳瓶に移し替えてます)
搾乳のおかげで、おっぱいにすき間ができて楽になりました
こんな感じで四苦八苦しながら夜も頑張っております。
夜中に一人、暗がりで搾乳してる自分を褒めてあげたいです(笑)
夜中に暗がりでおっぱいを絞ったなぁ
生後1か月と9日目の記録
ここまではずっと、乳頭保護器を使って母乳とミルクの混合でやってきました。
しかし、母乳がどのくらい飲めているのか、正直全然わかりませんでした。
(おっぱいのあとミルクを足していたので)
母乳量増えてるの?
———当時の日記より———-
7/21から「AMOMAのミルクアップブレンド」というお茶を飲み始めました。
1週間1日1杯飲んでみての感想は?
A.母乳増えたかわからない(笑)
母乳あげる回数が増えたのもあるけど、特段増えたなって感じでもない。
娘が吸えば出てる感じはあります。
授乳が頻回で、むしろ母乳足りない気がしている。
とりあえず1袋終わるまでは飲んでみよう。
そしてこのお茶の味が苦手です。
フェンネルの味が直球でやっと慣れてきたかも( ;∀;)
おっぱいを飲ませていると、
赤ちゃんが片側を吸い出すと、もう片方のおっぱいがゾワゾワしてきます。(分泌してくる感じ)
母体ってほんと不思議ですね
今朝は3時半から、なんだかんだと起きてます。
夫がミルクあげすぎて大量吐き戻ししたり…てんやわんやです。
がんばってたなぁ。えらいぞ!
振り返ってみても、お茶はおいしくなかったです(笑)
生後1か月17日目
本当に突然、乳頭保護器なしで直接母乳が飲めるようになりました!
うれしかったよなぁ~♥
保護器なし!直母ができるようになる
突然といっても、徐々に乳頭保護器を外せるように練習していました。
この間、どんな風に授乳を進めていたのかというと?
———当時の日記より———
昨日から突然…
娘が直接おっぱいを吸えるようになりました!
わたしの乳首は短くて、偏平気味だったので…娘は頑張ってもなかなか直接おっぱいに吸い付けず泣きわめくばかり。
なので、入院中から乳頭保護器(メデラほソフトタイプ)を使って毎度毎度授乳してきました。
乳頭保護器を使えば母乳が飲める。
でもやっぱり・・・煩わしさは否めなくて。
・娘が暴れてすぐ外れてしまったり、
・飲みかけで保護器にたまったお乳が服にビシャッとなって濡れたり、
何より・・・
・毎回、保護器を準備しておくのが面倒でした。
でも、わたしのスタンスとしては
直母できたら嬉しいけど、
「保護器を使っても、母乳が上手に飲めればそれでいいや~」という感じでした。
無理に直母の練習して泣かせて怒らせて・・・
授乳時間がお互い辛くなるのは、
正直すごく嫌でした。
ほんとにコレが辛かったの…
これまで、保護器なしの授乳を何度かチャレンジしてきたけれど、乳首を近づけるだけで泣くので…
「このままずっと保護器でもいいかなぁ」と思ったりもしていました。
その前に、一応できるだけのことは(無理のない範囲で)してみるかーと、
気が向いたら、保護器をはずして授乳してみたりしようと思ってました。
昨日、娘も1ヶ月半になったのでちょっと直母してみようかなと
保護器で飲ませて、
落ち着いたところで保護器を外して飲ませてみました。
すると、以前より、乳首を口に含む時間が長くなっている!!\(◎o◎)/!
そして次の授乳のときは
初めから保護器なしでしてみると、
嫌がりつつも吸う…
これはいけるかもしれんーと、夜の授乳も直母ですると…
なんとかいけました!!
ちゃんと飲めてるか、いまいち疑問ですが
でもとにかく、直母で吸えるようになってきました。
ほーんと小さな一歩。しかし私たちにとっては大きな一歩。
他のお母さんにとっては
当たり前のことかもしれませんが、とても嬉しいです。
こんな風にして、なんとか直接、母乳を与えることができるようになりました!
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まとめ
乳頭保護器のヘビーユーザーとして思うことは、
まず乳頭保護器を使い始めるときに
「直母が出来なくなる可能性」を少し考えてみることは重要かなと思います。
無理なものは無理なので、乳頭保護器を使っても良いのですが、
ヨメちゃんは助産師さんが勧めるがままに、結構安易に使い始めてしまったので直母できないリスクをあまり考えていませんでした。
そして、そういった説明もありませんでした。
入院中のあの切羽つまった状況では、仕方なかったなーとも思います。
母乳しっかりあげろ!のプレッシャー辛いよね。
でも乳頭保護器を使い始めたからといって
直母が不可能になるわけでもない、あきらめなくても大丈夫!とも言えるわけで。
赤ちゃんにもよるけれど
赤ちゃんは、成長と共にどんどんおっぱい飲むのが上手くなるし、体も大きくなるので、
大きな口で乳首を含むことができるようになります。
ヨメちゃんの娘は、口が小さい方だと思います。
それでも、1か月半経ってやっとできるようになってきました。
直母練習の具体的な方法
乳首をできるだけ平たくして、赤ちゃんの口の奥まで入れてあげます。
というか、ガバッと思いきって入れます。
そうすると、嫌がりつつもちょっと口に入れる時間ができます。
そうして慣れさせつつ、「できるとき」を待てば良いと思います。
「何ヵ月先でもいい」、というか「最悪できなくてもいいや~」くらいの気持ちでいると楽です。
乳頭保護器からも飲めますからね。
助産師さんの意見
乳頭保護器を使うと、直接飲ませるのと違って「だんだん母乳が出なくなるのでは?」
という話も聞きますよね。
そこで私は、友人の助産師と出産した産院の助産師さん二人に
乳頭保護器を使っても母乳は少なくならないか?
を聞きました。
二人とも答えは『NO(少なくならない)』でした。
乳頭保護器越しに赤ちゃんの吸てつは伝わるから大丈夫、とのことでした。
とても安心しました。
ほんとのまとめ
長くなってしまったけれど、乳頭保護器を悩みながら使っている方々は多いと思います・・・
ひとつのパターンとして私の経験を書いてみました。
参考になるかはわからないけれど。
ママの気持ちがちょっとでも楽になってもらえるとうれしいです。
育児を常に頑張り続けるのって本当にしんどいですもんね。
ママたちありがとう!!!!
無理せず、ぼちぼちいきましょうね。
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