【母乳育児】扁平乳頭と乳頭マッサージについて。おすすめの乳頭ケアクリームも。乳首は柔らかいことが大事!
こんにちは。さきちです。
先日妊婦健診に行った際に、助産師さんと『おっぱい』について話しました。
そのとき思いがけず有益な情報をいろいろ頂いたので、今回はそれをまとめてみたいと思います。
合わせて読みたい▷【歓喜】扁平乳頭でも直母できた!乳頭保護器をやめるまでの戦い全記録。
乳頭のお手入れの話
扁平乳頭と母乳育児
妊娠後期になると、産院では少なからず『おっぱい』についてのお話があると思います。
私の産院では、30週くらいと臨月に入った37週くらいの”2回の時期”にお話がありました。
基本的な”乳頭マッサージ”の方法 3STEP
まず最初に基本の乳頭マッサージの方法です。
乳頭や乳輪部分が”硬い”と赤ちゃんは吸い付きづらくなります。
また、赤ちゃんは力強く(手加減なく…笑)吸い付くので、その吸い付く力に対して抵抗力をつけておく必要があります。
乳頭マッサージは、【授乳をスムーズにするための準備】として大事なことなんですね。
①3本の指を使う
マッサージをする側の手で乳房を持ち上げ気味に支えます。
支えた手で乳頭が正面を向くように体の中央に乳房を引き寄せます。
親指・人差し指・中指を乳輪の外側に当てます。
②絞り出すようにマッサージ
3本の指でCの字を作り、指の腹を乳輪の外側に置きます。
つまんだまま指の腹をすり合わせ、そのまま乳輪の中心に向かって、やさしく絞り出すような感じで”圧”をかけていきます。
③もみほぐす
そのまま乳頭の根本をつまんで、上下から乳首をもみほぐします。
角度を変え、斜めからも圧迫します。
指の腹を使って最初はゆっくり痛くない程度に行い、徐々に力を加えるようにします。
おすすめの乳頭保護クリーム
▽1人目のときはメデラを使っていました。
天然のラノリン(保湿剤)を使用しているので、乳頭ケア後でもクリームを拭いたりせず、そのまま授乳できます。
▽2人目のときはランシノー
1本使い切りました(笑)
▽生活の木 Babyのバーム
ママの乳頭ケアはもちろん、赤ちゃんの肌にも使える低刺激処方。おむつかぶれやよだれかぶれにも。
▽AMOMA カレンデュラオイル
乳頭マッサージや、妊娠線の予防、会陰マッサージ、ベビーオイルとして使える万能オイル。
▽ベビーバーユ マドンナ
天然成分100%で、赤ちゃんの口に入っても安心のクリーム。乳頭マッサージクリームとしてだけではなく、ママと赤ちゃんの全身ケアに使えます。
私の場合は、”扁平乳頭”だけれども子どもが二人目ということもあって『なんとか飲めそうだね』ということでした。
このとき話した助産師さんも、”扁平乳頭気味”だそうで、助産師の立場から【授乳の準備】をどのようにしていたか話して下さいました。
2年前から乳頭マッサージ
この助産師さんは、私の母と同世代か少し下くらいの年齢で50代後半〜60代くらいの方です。
(なので、今とは少し異なる事情もあると思います。)
29歳のときに出産したそうですが、仕事上お母さんたちが授乳に苦労しているのを目の当たりにしていました。
助産師さんはそんなお母さんたちを見ながら、『自分の乳頭が扁平であること』を非常に心配していたそうです。
自分が出産したときに困らないように、今から準備を始めよう!と思ったのが27歳のとき。(出産の2年前。早っ)
それからほぼ毎日、乳頭マッサージを続けたそうです。
(特にオイルなどは使用せず、そのままの状態の方が滑りにくくてマッサージしやすいとおっしゃってました。)
そして続けること2年…(長い)
妊娠8ヶ月の頃には、母乳がピュー!と出るようになっていたらしいです。
信じられない!(笑)
昔は、妊娠5か月くらいから徹底的に乳頭マッサージをするのが普通だったそうですが、今は36〜37週から始めますよね。
病院では、「乳頭マッサージをするとお腹が張りやすいから、正産期に入ってからするように。(早産防止)」と指示されますよね。
確かに早産は困る。でも、もしかしたら…妊娠経過が順調であれば、もう少し早く始めても良いのかもしれませんね…(゜-゜)
私は、一人目のとき、【出産後3日目くらいから】おっぱいが張ってきて、そこからジワジワと滲む程度に出始めました。
(乳緊と言って、母子手帳に記入する欄もあります)
でもその助産師さんは、出産直後からおっぱいの張りもなく普通に出ていたそうです。
”出口”が確保されていれば、すぐに赤ちゃんにおっぱいをあげられるんですね!すごい!
そして退院ときには、赤ちゃんの体重は200g以上増えていたそうです。これまたすごい!
出産直後数日は、赤ちゃんん体重は減ってしまうものだと思っていたのに…
赤ちゃんの”器用さ”には個人差がある
そして、おっぱいを飲む側の赤ちゃんの『飲むうまさ』というのも影響があるみたいです。
飲むのが上手いと扁平乳頭でも吸えるし、下手だと乳首がしっかりあっても吸えなかったりするそうです。
しかもその差は、赤ちゃんの大きさ(体重)にはあまり影響がないということです。
助産師さんの赤ちゃんは2400gと小さめだったけれど、とても器用に飲めたそうです。
ちなみに我が娘と授乳がうまく行き始めたのは…”産後3カ月くらい経ってから”だったような気がします(*´з`)
扁平乳頭と母乳育児 まとめ
お母さん側の準備と、赤ちゃんの器用さがあいまって【スムーズな授乳】が実現できる。
授乳がうまくできないと、お母さんは焦るし、自分を責めるし、毎日辛い想いをしてしまいます。
なるべく早く軌道に乗る方が絶対に良いですよね。
出産の日まで乳頭マッサージ頑張ろう!
出産後も、軌道に乗るまでマッサージをしつつ挑んだ方が良いかもしれません(*´꒳`*)
とはいえ、母乳で絶対育てる!という気持ちが強すぎると…うまくいかなかったときのダメージがすごいので(笑)
肩の力を抜きつつ楽しく授乳できるようになるといいですね。
では、また。
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