どうして自分を愛せるようになったのだろうと自問自答した結果。
- 2023.10.30
- 2023.10.31
- コラム
こんにちは。さきちです。
”自分を愛する”って難しい?
■単純そうで、難しい。
■難しそうで、容易い(たやすい)。
どっちだと思う?それとも、どっちでもないと思う?
実は以前書いたこちらを読んでいたら
【自己愛とは?】自分が「観念の塊」であることに気づくだけで、すんごい解放が起きた。
自分が自分を愛している深度が進んでいることに気づいたので、記録してみたくなりました。
では、いってみよう。
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本当は自分を愛している
わたしはね、自分を愛するということは、本当はとても容易いことなんだと思う。
でもある程度時間はかかるんだとも思う。
どうして容易い(たやすい)かというと、
人は元々、自分自身を誰よりも愛しているから。
どんな人もオギャーと生まれて、誰かに自分を傷つけられるまで、自分を最高に愛している。
そのことに、うっすら気付いてもいる。
でも自分を愛するよりも、
■自分以外の何かに目を奪われている時間が長すぎて
■自分以外の人の言葉を鵜呑みにしすぎて
自分の本来の姿を見失う。
それを現代では『大人になる』という。
「大人になる」という真の意味
私は、『大人になる』ということは、自分を最高に愛したまま、自分の身の回りのことができるようになることだと思う。
(仕事ができることでもないし、人づきあいが上手いことでもない。)
そして、その上で自分を愛するように、他人を思いやることができる人のことだと思う。
『大人になる』ということは、決して自分を傷つけたまま取り繕って生きることではないし
その傷を、元に戻らなくなるほどほじくり返すことでもなく、
『大人』とは、傷ついたとしても、自分自身がどれほど素敵かということにまた気づける力がある人なんだと思う。
たとえ今、傷つきすぎた自分を守るために自分が嫌いだとしても
本来の自分はずっと自分を愛していたことに気づいて、その気持ちを無視してきたと認めることができたなら、
絶対にまた自分を愛することができる。
そもそもどうして自分を愛した方がいいのかというと、それはその方が楽だから。
その一言に尽きる。
そしてそうしていると人生におけるさまざまな物事がうまく運ぶから。
愛すべき自分を探して、そこを見続けることができたなら、自分を必ず愛することができる。
私は1年半かかったけどね。
好きと嫌いを行ったり来たりしながら、時には「もう無理だ」と落ち込みながら(自分を否定する言葉が聞こえてくる)
それでも自分が好きだった頃の朧げな記憶を辿りながら、ちいさなその素敵な思い出を心から離さずに。
嫌いなところは見なくていい。
思ったより悪くない。
言うほど悪いやつじゃない。
まぁまぁいいじゃん。
良くやってる。
ここは好きかも。
そんな風に自分を徐々に受け止められるようになる。
自分に嘘をついてることはやめる。
やりたくないことはできるだけやらない。自分を嫌いなる行動はしない。
時に自分の中から苦しさが出てくる。結構辛い。
心から自分を好きだと思いたいけれど、そうは思えなくてさらに落ち込むこともある。
何もしたくないときだってざらにある。(ざらにね笑)
でもね。
人からどう思われても、自分がやりたいようにやれたとき、満足感と同時に自分への誇らしさが生まれるんだ。
「おお、やるじゃん。」と。
たとえば、髪を明るくしたいのに人の目が気になって暗くしたままでいる、とか。
フワァと沸き上がってくる心の声を受け止めて、行動してあげる。
私的にはコンプレックスをあえて出していくのは効果的だった。
広いおでこを出してみるとか、脱毛をやめてみるとか。
隠したいと無意識に思っているものを出したとしても、別に世界は悪くならないということを知れるよ。
そうこうしているうちに、自分から発せられるものはどんどん変わっていって、好きと感じられる部分が増えていって、気づいたら自分を丸っと受け入れられていることに気づく。(ここまで1年(笑))
自分は自分以上に良く見せようとしなくても、愛される。
思ってるより可愛い存在で、そのままでそこにいていいんだよ。と(他人からではなく)自分で認めることができる。
薄い緩やかなグラデーションではあるけれど、確実に自分は自分を心から愛していた元の自分に戻っていける。
しかもこの「自分」は、以前理想としていた自分になれたから愛せるのではなく、もう今ここにいる自分がとても好きだと思える。女優のように美しくはないし、見事なプロポーションでもない。よく見たら髪もパサついてるし今日も便秘、、、だけど好き。(愛おしい)みたいな感覚。
どのくらい時間がかかるかははっきり言えないけれど、自分の『ここだけは、まぁいいと思える』ってとこを褒めつづけてみて下さい。
すると、他にもいいなと思える部分が見つかって、それがどんどん芋づる式に出て来て、気づいたら…貝のように小さな爪も、ちょっと禿げた前髪だって、垂れた胸だって、毛深い手足までも愛せるようになる。
ほんとかよって思うものまで愛せるから!笑
笑えるけど本当なんだよ。
この度の人生で共に生きるパートナーであるこの身体よ、あなたがいなければ私は動くことができない。
歩ける足、物を掴む手、文字を打つ指、食べたものを消化してくれる内臓、呼吸を促す脳、すべてが完璧にマッチして今を生きている。
なんかすっごい生き物だよ、私たちって。
そんな風に思って見て。
きっといつの間にか自分と最高のパートナーになれる。
愛すというか、愛さずにはいられない。
そんな感じかな。笑
せっかくこの世に生まれたんだから、自分を愛する経験もいいもんだよ。
以上、セルフラブについて改めて思ったことでした。
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