『痩せなきゃ』を手放せ
- 2024.02.14
- コラム
こんにちは。さきちです。
(今はおはようの時間)
2024年2月14日水曜日 晴れ
昨晩、寝る前に宇宙から降りてきた話。
そう、ダイエットのこと。
私は一年以上前からヨガを始めていて、ヨガと共にピラティスや筋トレを日々の宅トレでしています。
ある種軽い運動ではあるけれど、それが習慣づいていました。
産後、毎日運動したのはこれが初めてだったけれど、
一年後の体重が変わったか?と言ったら、全くと言って良いほど変わっていませんでした笑
そしてそのことをなんとなくずーっと『悪いこと』のように思っていた、わたし。
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『運動しているのに全く痩せてないやん』
『努力が足りないのか?』
『もうちょっとスリムになることを想像してたのに』
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そこで、
わたしはなぜ痩せないの?と宇宙に疑問を投げてみた。
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返ってきたのは…
“本当に痩せなきゃならないの?“
まさかの疑問返し。
“痩せなくていいから痩せてない“
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痩せなくていいから痩せてない。
あまりに想定外で
その言葉を、何度か頭で反芻した。
…そんなわけない。(わたしの中の抵抗勢力がすぐにそう言った)
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でも。
思い当たる節があった。
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急にいろいろなことがプレイバックし始めた。
『わたしが心から望んでいたのは、どんな自分だったか?』
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思い返せば、ダイエットをしている間、わたしは過去今より8kgほど痩せていた自分をずっと頭に思い描いていました。
妊娠するずっと前のわたしです。
でも当時のわたしはかなり病的で、極端なカロリー制限をしていました。
食べることを恐れ始めていて、あのままいけば摂食障害になっていたかもしれません。
仕事を始めてストレスが溜まり、今度は過食の方に振れていきました。
しかし、食べても食べても太らない。
どうして?と思っていたら甲状腺の疾患でした。
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身体はとても正直です。
いつ何時もベストを尽くしてくれてるのに、わたしたちは身体のことをほとんど考えてしません。
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わたしの深いところの意識は『あの頃の身体には戻りたくない』と言っていたんです。
確かにあの頃は危険だった。笑
考え方も含めて。
いま振り返るとよーくわかります。
妊娠して出産して、身体も心もエネルギーも全く違う自分になった今、当時の身体を目指すのは確かに何か違和感があった。
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人生で最も痩せていた20代の頃の自分と、そこから8kg増えた30代後半の自分。
どっちが健康か?と言われたら即答で『今!』と答えられる。
そしてどちらが好きか?と言われたら『今!』と確信を持って言える。
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人はどうしても比較してしまう。
過去と今を。他人と自分を。
そして『今の自分は、不十分である』と決定づけてしまいがちです。
『今の自分が不十分である』という思いは、やがて不十分である自分を創り上げていきます。
それが宇宙のシステム。
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わたしは、自分の身体をよく見てみた。
確かにスレンダーではないけれど、適度に引き締まっているし、毎日ちゃんと動くことができる。
好きな服も着ることができている。
痩せてもいないし、太ってもない。
そしてなによりも、そんな自分を愛している。
実際は、今の自分が実はベストだった件。
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だから
もう自分を不十分だと思うのは、やめよう。
『痩せなきゃダメ』という思いは、手放そう。
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そして、とにかく毎日を楽しもう。
楽しんで身体を動かそう。
楽しんで食事をしよう。
自分の身体をとことん慈しもう。
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じゃあ結論を言うね。
“わたしは今のままで十分。完璧。”
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あなたやわたしが、仮に一般的に言って(数字で見て)太ってると言われる部類の体重だったとしても、痩せたいと思わないのなら痩せなくていい。
もしも『変わりたい。痩せたい。』と思うことがあったのならば、今の自分をありのまま見つめた上で『不十分だ』という思いを持つことなく、とにかく楽しんでダイエットをすれば良い。
ゲームのようにダイエットを楽しんでやるといい。
わたしの場合は
『運動は気持ちがよくなるからやる』
『プロテインは美味しいから飲む』
『楽しめなければやめといた方が身体にいい』
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これが結論。
ありがとう、宇宙。
ありがとう、わたしの38兆個の細胞たち。
これからもよろしくね。
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そいじゃ、またね。
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