【魂の旅】辛くて苦しいなら。親への執着を手放そう。

【魂の旅】辛くて苦しいなら。親への執着を手放そう。

こんにちは。さきちです。

 

数日の間にいろいろなことが(内面で)起き、

気づきと成長があったので

書き留めておきます。

 

今回のテーマは「親への執着」。

”親”という部分を”大切な人”と読み替えてもいいかもしれない。

愛してるからこそ、生まれる執着。

 

でも苦しいなら、そろそろ手放そう。

 

どなたかの魂にピンっと引っかかるものがあれば幸いです。

では早速いってみよう。

 

夢に何度も出てくる父

父は健在です(笑)

私は幼いころから父が大好きでした。

(厳しくも優しい、子どもの意思を尊重してくれる人でした)

 

父は、東南アジアのラオスという場所に一人で住んでいます。(事業のため移住)

2020年、父が脳梗塞で倒れてから私の中に

「親孝行をしなければ。私はまだ何もできていない」という感情が強く芽生えました。

 

実はこの思いこそ、自分を強く縛る「執着」ではないかと最近気づきました。

 

父が倒れてから2年。

この時期にきて、夢に父が頻繁に出て来るようになり「親への執着」について考えさせてくれました。

「親に死んでほしくない」という感情を手放すタイミングだと。

 

2020年といえば

当時はコロナ騒動において、全世界が他国から自国への人民流入を防止している時期。

ラオスへの渡航も「特別な事情」がある限られた人のみ可能であり

今考えると、日本にいる私がラオスで倒れた父に何もできないのが当たり前なんです。

 

さらに次女が生まれたばかりの私は、赤子を抱えてすぐに動けなくて当然。

 

でも気持ちだけは、とにかくずっと焦っていて、

「毎日父のことばかり」を考える日々でした。

(いわゆる心ここにあらず状態。自分にきちんと意識が戻せていないので、とてもフワフワしている感覚)

 

海外では言葉もなかなか通じず(英語が話せない人も多い)

とにかく病状含め、どの病院にいて、どんな治療を受けているのかすらわからないのです。

それもまたかなりのストレスでした。

 

とにかく不安で落ち着かなくて苦しい。

 

しかし、少しずつスピリチュアルな感覚に無意識で目覚め始めていた私は

「この苦しい心を整えるには、どうしたらいいのか?」

ということを考え始めます。

 

手放し① 割り切る

という最も身近な存在であるがゆえに

「自分は何もできない」と割り切ることは、正直とても難しいこと。

(親と自分を一体化させている人ほど、しんどいかもしれません。

長い時間を過ごしてきたからこそ、そうなっちゃうよね。)

 

まずは、自分は親とは別の存在だと改めて認識することが必要です。

 

別の存在だと認識したところで

津波のような感情がグーッと強く理性を引っ張ります。

 

私は

「父が死ぬかも」という喪失感や

「子として死に際になにもできない」という虚しさ、無価値観にこらえきれず

子どもの前で涙を流したこともありました。

 

ものすごいでっかい負の感情を目の前にして

それに飲み込まれてしまいそうでした。

 

 

でも、そんな私を助けてくれたのは

生後半年の次女

やっぱりどこかで自分を俯瞰している自分自身でした。

 

次女のお世話があったことで

どうしても「やらねばならないことをこなす作業」がでてきます。

このことで、数分でも父のこととは関係ない別のことを考えられたこと。

無邪気な笑顔に応えるため、自分も笑顔を作れたこと。

 

”母”という自分に戻ってこれたことが、とても大きかったです。

 

●●●
さきち

子は偉大や~

 

 

さらに、客観視する自分(ハイヤー)から

「あなたがじたばたしたところで仕方ないのよ」

「心を落ち着けて祈りなさい」

「空は繋がっています。祈りは届きます。」

といったメッセージ性の強い気づきを得ました。

 

そのことで

少しずつですが、落ち着きを取り戻すことができたように思います。

 

手放し②   時間の経過を待つ

父が倒れてから1週間もすると、父が一命を取り留めたことが分かります。

 

そして

状況は時間とともに変わってきます

 

私はそのとき周囲があまり見えておらず、自分の力だけでなんとかしようとしていました。

でも私には頼りになる兄弟がいました。

そして、英語を話せる従姉妹がいました。

 

そういった人の力を借りることで

時間の経過と共に

・兄弟がラオスに行くこと

(外務省や日本大使館なども巻き込んで笑)

・病院の事情は、従姉妹が聞き取りをしてくれることなどが決まっていきます。

 

父の病気に関する問題に

筋道がついていくことになるのです。

 

今となれば、

様々な見えない存在たちが力を貸してくれていんたと感じます。

当時は「神さま助けて」と毎日思っていたし、

ご先祖たちにも祈っていたと思います。

うるさく頼んでごめんなさい(笑)

その節は本当にありがとう。

 

地球には「時間」という、捉えようによると便利な仕組みがあります。

これを上手く使うことで

気持ちを切り替えて、自分を取り戻すことができます。

 

 

もしも今、何かに不安を感じていたり

心配事で胸がいっぱいで心が張り裂けそうならば

 

「時間薬」を信じてみてください。

時間の経過と共に、必ず状況は良い方向に行くと意図することが大切です。

 

そして、自分自身には自分を守る力があると信じてください。

あなた自身が絶対にそれに応えてくれます。

 

手放し③寿命について考える

人は生まれたら必ず、いつかは肉体を捨てるときが来ます。

 

死というものについて

我々はこれまであまりに考えてこなさすぎました。

触れてこなさすぎました。

 

前回のタブーの記事で触れたように

「死」は穢れの類に分類され、

現代では、人の死を間近で感じることはほぼ皆無と言ってよいと思います。

(ほとんどの人は病院で死にますし、死んだ人を見ることはなかなかありません。)

 

死について考えないまま時は流れ

私のように、親の死が初めて触れる死になる人も案外多いのかもしれません。

 

寿命について

私がこれまで得た知識から考えてみると

「寿命は本人が生まれる前に決めてきた」ということが言えます。

 

今回の人生でやりたいことに合わせて

経験したいことに合わせて、自分で決めてきている。

と感じます。

 

人生を生きていくうちに

「何歳まで生きたいな」と考えることがありますが

寿命に関しては、ほぼほぼ決定事項なのではないかと思います。

 

ということは

父も、生まれる前の魂時代の父が

「今回は○○歳まで生きる」と決めてきているはず。

それが本人の意思だということが分かれば、

その希望を尊重してあげようと思えます。

 

そして知っておくべきは

肉体を脱ぐタイミングが、たまたまその年齢なだけであって

魂は引き続き存在していて、また上の方に帰っていくだけということ。

 

きっと重たい鎧を脱ぎ捨て、とても軽くなることでしょう。

 

寿命が尽きるということが

魂にとっては大したことじゃないということが理解できれば

死に対するネガティブな感情も少しはなくなると思います。

 

私もあなたも

もう何回も死んだ経験があるんです。(言い方)

だから怖くないよ。大丈夫。

 

手放し④親孝行は3歳までに終わっている

子どもを育てていると

「こんなに可愛い存在と一緒に過ごさせてくれてありがと~う!」と

心から思える瞬間があります。

 

言わずもがな、

子育てって大変なんだけど

得られる経験値ってものすごいですよね。

 

特に女性は妊娠・出産を含め

すんばらしい体験をさせてもらってるんだなぁ

と改めて思います。

(当時は思えなかったが…笑)

 

そのくらい

赤ちゃん、子どもって偉大なんですよね。

 

その愛らしい見た目、肌の感触、純粋な心、屈託ない笑い声や表情…

段々ふてぶてしくてなっても、、、許せます(笑)

 

私が成長する過程で忘れてしまった様々な美しいものを

また目の前で見せてくれます。

 

子どもが3歳までに親にくれるすべてが

親孝行だと聞きました。

 

本当にそうだなぁ~と思います。

 

だからもう、私もあなたも親孝行は終わっています。

親になった私も、自分の子供たちにそう思います。

 

親孝行は3歳までで終わった。

そう思うと、ものすごく気が楽になりませんか(^v^)

 

手放し⑤すべては魂に刻まれている

親からもらった愛情や

親から教えてもらった大切こと

楽しかった思い出など

いつまでも覚えていたいと感じることがあるかもしれません。

 

でも、過去になればなるほど

思い出せなくなります。

 

それはときに悲しく寂しいことのように思えます。

 

「あの頃みんな元気だったな~幸せだったよな~」とか思うと

胸が切なさでいっぱいになります。

 

●●●
さきち

涙出ちゃうよね

 

常に新しい経験をし続けている私たちは、

これまで生きてきたすべての大事な思い出を

顕在意識で覚えておくことは不可能です。

 

でも、これまでの経験はすべて

魂に刻まれています。

 

私たちが覚えていようがいまいが

すべてきちんとしまわれています。

 

だから、肉体を離れればまた

すべてを思い出すこともできるのです。

 

家族との何気ないささやかな会話も

些細な出来事もすべて。

 

だから安心して今を楽しめばいいんです。

すべてを動画や写真に残さなくても大丈夫。

 

五感をフル活用してそのときどきを楽しもう。

できる経験をし尽そう。

 

 

ということで今回はおしまい。

大切な人と今世お別れするのが辛いと思っても

大丈夫だからね。

 

みんな魂ではわかってる。

みんな繋がってる。

 

では、また。

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