国境を越えて優しさを伝えあえたら。
- 2023.11.18
- コラム
こんにちは、さきちです。
昨日受け取った情報を載せます。忘れないように。
2023年11月18日土曜日 雪のち雨
日本とはなんなのか、国とはなんなのか。
急に疑問が降ってきた。
みんなは”国”って、何だと思う?考えたこと、ある?(普通はないかな?)
国同士の争いを思う時、そもそも自国と定義している国とはなんなのか?と考えた。
いや、考えてもよくわからなかいから…結局、上に質問を投げてみた。
【通信中…】
返ってきた答えは。
国とは愛国心である。
国とは、国を尊ぶ個人の意識が創り出す実体のないものである。
個々人それぞれが持つ”国”という意識のうち、共通するものが集合し、より大きく強固なかたまりとして国という意識を作っていく。
あるようで、ない。
それが”国”。
以上。通信終わり。
考えてみれば国境だって、いつからか人間が作り出したもの。
人種が違う、話す言語が違う、文化が違う。
どんどん細分化していって、やがて敵対し、分離して、国境という見えない線を人々の間にひいた。
地球が生まれて46億年。
その期間を46年に例えると、産業革命が起きたのは1分前。その1分の間に、人間はあっという間に地球を壊した。
私たちは日本人である前に、地球のいち人類にすぎない。
人類がこの地球でやりたい放題できるのは、それを尊重してくれる環境(土地や自然や資源など)があるから。
本来の日本人は、誰よりもこの豊かな水や鉱物といった資源に感謝して、己の技術を磨き、人の役に立とうと、世界に誇る素晴らしき日本ブランドを築いてきたと思う。
日本=信頼。これってめちゃくちゃすごいこと。
謙虚であり誇り高き民族。
長い年月をかけて私たちのDNAに刻まれた、人も自然も同等に愛する心。
寛容で優しく、礼儀正しい。
私はこの日本が大好きで、日本人を愛しています。日本人である自分に誇りを持っている。
食事の前に『いただきます』と手を合わせて言う文化を、外国で見ることは、ほとんどない。
何気なくしている日本人の行動の一つ一つに、実は感謝や相手を尊重する気持ちが宿っていることに気づいてほしい。
どんな事態になっても、落ち着いて話をすることができる。
むやみに人を傷つけることをしない。
虫の声を聞き、月も太陽も同じように尊び、季節を愛でる余裕をいつも持っている。
強くて優しい。
それが日本人。
いつか地球の危機が訪れたとしても、日本人はきっと世界の人々を受け入れる器を持っていると思うんだ。
その時は、もしかすると今持っている国境の意識を捨てる必要が出てくるかもしれない。
そうだとしてもきっと、日本人は世界の人々を救えると思う。仲良くできると思う。
肌の色?関係ない。
同じように心臓が鼓動し、同じように呼吸する地球で生きる仲間でしかない。
もっともっと抽象化してみて。
個々人の小さな意識なんて関係ない。
目の前で転んでいる人がいたら手を貸すでしょう?それが外国人でも、たとえ宇宙人でも関係ない。
私はね、『レ・ミゼラブル(邦題:ああ無常)』のジャンバルジャンと教会の牧師さんとのやりとりが子どもの頃とても衝撃だったんだ。
パンをひとつ盗んだことで刑務所に何年も入れられた貧しい男性ジャン・バルジャン。
出所したのは良いが泊まる場所がなく彷徨う。運良く教会の牧師さんの家に辿り着き、ここならもしかしたら?とドアを叩く。
牧師さんは快く迎え入れてくれ、あたたかい食事と寝る場所を与えてくれた。
にもかかわらず、ジャンバルジャンは目先の欲望にかられ、牧師さんの家の銀の燭台や食器をカバンにめいっぱい盗んでしまう。
翌日、家を出たジャンバルジャンだったが、怪しまれた警察官に盗みがバレてしまう。
警察官と共に家に戻り牧師さんに事情を聞くことに。
牧師さんは、顔色一つ変えないどころかむしろ微笑み『それは、彼ににあげたものですよ。全く問題はないのです。盗みなどとはとんでもない。』と…
このときの牧師さんの優しさに触れたジャンバルジャンは自分の情けなさに涙し、これまでの自分を捨て、改心。やがて市長にまでなっていく。
人はさ、想像を超えたものすごい大きな愛に触れると、自分も”愛”になれるんだよね
私にはまだ、牧師さんほどの愛の大きさはないけれど、それでも、人生で1人でもいい誰かの助けになれたらな。と思うよ。
私たちは互いに手を取ることができる。必ず。
-
前の記事
妖精画の作家さんと電話してみた。 2023.11.16
-
次の記事
おばさんのオーラ回復。 2023.11.20
コメントを書く