【母と娘の距離感は難しい?】遠足のとき母と手を繋がなかった。幼稚園時代の私の気持ち。
どうも。天気が良いと、そこそこやる気が出るさきち(@aoopena)です。
突然ですが、母と娘の関係って、なかなか難しいですよね。
今回は、過去の自分の気持ちを掘り起こして描くコラムです。
娘を育てていると、たびたび、【娘の気持ち】になってみることがあります。
そして、娘の気持ちになろうとすると、自然と【子供時代の自分】を振り返ることになります。
最近、娘はよく、私と手をつなぎたがります。
どこかへ行きたい時、外出先から帰りたいとき、自分と一緒に遊んで欲しい時。
そんな娘を見ていると、自分は母と手をつないでいたのだろうか?と振り返ることがあります。同時に、母と娘の関係を考えることもあります。
今回は、【幼稚園の遠足の時に、母と手をつなごうとしなかった私の子供時代の話】です。
断片的な記憶を探りながら、当時の自分の気持ちと母との関係・いい距離感について、書いてみたいと思います。
母と娘の関係に興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
母と娘の距離感 母はどんな人物か
私の母は、バリバリのキャリアウーマンです。看護師や教員の資格を持っていて、私が物心ついたときには病院で働いていて、いつも家にいませんでした。
小学生時代の私の口癖は、「お母さん、今日家にいる?」でした。(ちょっと切ない)
母は、掃除は苦手でしたが、料理はいつも手作りでした。
仕事をして、子育てをして、料理をして…いつも忙しそうでした。
母と娘の距離感 娘の事情
そして、私は3人兄弟の真ん中で、いずれも2歳差。母を独り占めにする機会があまりありませんでした。
よく覚えてはいませんが、もしかしたら当時から少し寂しかったのかもしれません。
母を独り占めにできない代わりに、幼稚園では、よく先生にくっついて遊んでいました。
今でも、その先生のことを思い出せるくらいなので(笑)、おそらく他の子より、先生に対する執着心が強かったように思います。
遠足の日
幼稚園の遠足の日、その学年みんなで、母親と一緒に芋掘りに出かけました。
もちろん引率の先生も一緒です。
芋掘りをする公園まで、みんな自分の母親と手をつないで歩いて行きます。
しかし、私は自分の母親と手をつなぐことを拒否して、幼稚園の先生と手をつないで歩いていきました。(とても記憶に残っています)
先生のことが大好きだから、先生と手をつなぎたい。もちろんこの気持ちはあったと思います。
でも…母親を独り占めできる時間に、どうして手を繋がなかったのでしょうか。
手を繋がなかった理由
子供と言うのは、とても正直で単純そうに見える反面、意外と繊細。幼稚園児ぐらいになると、いろいろなことを考えるようになりますよね。
私は母親のことが大好きでした。でも同時に、自分のことだけを見てくれない母親にある種の【反抗心】のようなもの抱いていたのかもしれません。
母親がとても忙しそうだったら、自分が母の手を煩わせないように、何でも自分でできるようになりたいし、早く自立しなきゃという気持ちが昔から強くありました。
私は、「手を繋ぐのは母じゃなくても大丈夫!」そういう【大人びた】自分を、母にアピールしたいという気持ちがあったような気がします。
母と娘の距離感 母の気持ちを想うと…
しかし、自分の娘から手をつなぐことを拒まれた母の気持ちを考えると、今となっては「悪いことをしたなぁ」と思います。
母はもともと、そんなことでウジウジするような性格では無いのですが、それにしてもちょっと悲しいですよね。
周りの子供たちが素直に母親と手をつないでいる中、自分の子供は、先生と手をつないでいるのを見たら…私のことを憎たらしく思ったかもしれません(笑)
母と娘の関係は難しい
女同士だからこそ、分かり合えることもたくさんあるけれど、女同士だからこそ、ぶつかり合うこともたくさんあります。
特に、性格が大きく違うと、考え方も行動の仕方も異なりますよね。
子供が大きくなるにつれて、子供自身も自分の考え方が確立してくると思います。
その時に母親の干渉が強すぎると、母親とのあいだで衝突が起こります。私も受験勉強と部活の両立などで、大きくぶつかったことがあります。
心配なのももちろんわかります。でも、大きくなると親子でも「距離」を取ることが重要です。
ケンカをしたり衝突をした、だからといって、母と娘の関係が悪くなると言う事はありませんでしたが、やはり子供を信頼して任せるということも、ある程度重要だろうなと、今は思っています。
母と娘の距離感 現在の母娘関係
現在は、東京と鳥取という離れた場所で生活する母とわたしですが…関係は良好です。
母はよく仕事で出張した先から、お土産やお菓子を送ってくれたり、娘にプレゼントを送ってくれたりします。
そして、ほぼ毎日LINEでやり取りしています。(実は寂しがり屋なのかな?笑)
母と娘の距離感 まとめ
今回は、遠足の時、手を繋がなかった事件から、色々と考えたことをまとめてみました。
父と息子の関係も色々あるとは思いますが、母と娘の関係も相当いろいろありますよね。
友達のような仲の良い親子を見て、羨ましく思うこともありましたが、私の母親は世界で1人の自分の母親です。
やっぱりどんな母親でも、子供は母親が大好きですよね。そんな事を考えました。歳をとってからわかることも、たくさんありますね。
私の娘は、遠足の時手をつないでくれるかな?(笑) まぁ今から心配しなくてもいいか…。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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