【読書】「水木しげるの古代出雲」を読んだら大国主命と繋がった話

【読書】「水木しげるの古代出雲」を読んだら大国主命と繋がった話

こんにちは。さきちです。

 

先日、気になっていた

「水木しげるの古代出雲」

という漫画を買って読みました。

 

私は以前から

「水木しげる先生は宇宙人だ」

という説を唱えているのですが

(これを言うと夫には失笑されます。)

 

この漫画を読んで

「宇宙から”メッセンジャー”として選ばれた人」

に間違いないと確信しました。

 

出雲の青年、夢枕に立つ

水木しげる先生がこの漫画を描くことにしたのは、

 

以前から何度も

「古代出雲に生きていた青年と思しき人物」

夢に出てきたからだと言います。

 

そしてその青年が

「大国主命、そして出雲族の無念」

を伝えてほしいと

訴えてきたからだと…。

 

大国主命(オオクニヌシノミコト)の無念とは

みんな大好き大国主命。

出雲大社の御祭神として祀られていることで有名です。

 

この大国主命は、その昔

地上界(特に出雲の地)をスサノオノミコトから引継ぎ

治めることになった神さまです。

 

時は大和時代よりも前のお話。

 

大国主命は、自らの足を使って日本全国を巡り

その治める範囲を

平和的に広げていった神さまでもあります。

 

そうして

日本の広い範囲を治めることとなった大国主命。

銅や鉄といった生産地でもあった出雲地方が中心となって

国は繁栄していきます。

 

しかしこれを見た天界のアマテラス。

「本来であれば我々の子孫が治めるべき場所である」

として

 

地上界に使者を送り

大国主命と交渉を始めます。

 

これがいわゆる

「国譲り」の場面です。

 

古事記のその場面をざっくり説明すると

 

アマテラスオオミカミの使者である

タケミカヅチノカミが国譲りを迫ったとき

 

大国主命の息子である

「事代主神(コトシロヌシノミコト)」が

「譲ってもいい」と承諾したことから

 

(もう一人の息子タケミナカタは

天界の使者タケミカヅチと戦ったが敗北)

 

大国主命は国譲りをした。

と、いとも簡単に国譲りのお話は終わります。

 

しかし実際は話し合いのみならず

軍勢をあげての戦いになったようなのです。

(水木しげる先生は出雲の青年と一緒に

この戦いの様子を夢で見に行ったそうです)

 

いくら平和的で温厚な大国主命であっても

大事な”国”を奪われてしまう局面で

果たして「話し合い」のみで解決できるでしょうか…?

 

自分がイチから作り上げた場所です。

大切なものを守るために致し方なく戦ったとしても

不思議はありません。

 

詳しくはぜひ本を読んでみてくださいね。

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私の中の大国主命

ここからは

軽くフィクションだと思って聞いてください。

 

私は神さまといえども、

その実体は多面的であると感じています。

人間にもいろいろな面があるのと同じです。

 

目に見えない存在と繋がろうとするとき

(話したい意識するとき)

 

そのときの自分の波動と共鳴する

神さまの”とある面”にアクセスできるように感じています。

 

この本を読んで

大国主命に聞きたいことが出てきました。

「神さまにも怒りや悲しみという感情があるのか」

ということです。

 

すると真っ先に感じたのは

「神も成長するのだ」

という感覚でした。

 

●●●
さきち

その心は?笑

 

 

神も成長する=

神さまの魂も若いときは感情に揺さぶられる(ことがあった)

といった印象を感じました。

 

ここからは

私なりのエネルギーの翻訳です。

(言葉のチョイスは私ですが、

概ねこんな風なメッセージに感じました)

 

私「国譲りについて、どう思っていますか」

 

大国主命

「悔しい思いがないといえばウソになるが、

過ぎ去ったことにあれこれ思いを馳せるよりも

”いま”に目を向けることの方が、ずっと重要なことではないか?」

 

「ただ、その思いの一滴を、その一葉を

誰かに知っておいてほしいという気持ちがないこともないのだ。

悲しさや口惜しさ(大切なものを失い残念な気持ち)が神にも、ある。」

 

「だが、その思いに引きずられることのない強さもある。」

 

私「…(ふむふむ)」

 

大国主

話は変わるが…

「今の日本人に危惧していることは、

神々への”畏敬の念”が薄らいでいることである。」

 

「恐れ敬うことのみならず、

神と共に生きていることの感覚をもっと大事にしてほしい。

(真に信じるということ)」

 

目に見えないものに対する振る舞いや考え方

今一度、それぞれが自分の感覚に改めて問い直す時期にきている」

 

私「ほぉ…(割と威厳にこだわるのかな?←失礼)」

 

大国主命

いやいや…(といった雰囲気)笑

「神に”さま”はいらぬ。崇め奉る必要もない。(上下の感覚×)」

 

「ただ、隣人としての愛や優しさ、感謝の念を持ち接すればよい。」

 

「そして、

神は常にそばにあることを忘れないでいてほしい

 

差し伸べる手の用意はいつでもあることを

共に歩みを進めていく仲間であることを

忘れないでいてほしい。

 

私「…(泣く)」

 

メッセージは以上です。

 

最後の部分が

大国主命らしい愛と優しさに溢れたメッセージのように感じました。

 

神を崇め奉る必要はない。

しかしお互いを思いやり、尊重し、尊敬し、助け合い、大切にする心

親しい友人や隣人と同じように

神に対しても持っていてほしい。

 

そう願っているように感じました。

 

私個人としては

この国の歴史や

神々の想いに触れる機会を

もっと増やしていけたらなと思いました。

 

最後まで読んでくれてありがとう。

ではまたね。

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