妊娠初期の検査でトキソプラズマが陽性だった一人目妊娠中の話。

妊娠初期の検査でトキソプラズマが陽性だった一人目妊娠中の話。

こんにちは。さきちです。

現在二人目妊娠中(妊娠5ヶ月)。

一人目のときとは過ぎ去る時間の速さが違うなぁ、としみじみ感じているところです。

 

さて、今回は一人目妊娠中に起きた「トキソプラズマ陽性事件」のお話をしたいと思います。

 

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ヨコワケ

なんか仰々しい名前だな。

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さきち

不安だったからよく覚えている事件です。




妊娠初期の血液検査

初めての妊娠で、初めての妊婦健診を迎えた13週(妊娠4ヶ月)のこと。

 

病院で基本の検査以外に、任意で受けられる検査(自費)があるという説明を受けました。

それが「トキソプラズマ抗体」の検査でした。

 

トキソプラズマ症とは

トキソプラズマ症という病気については、私はそのとき初めて聞いたと思います。

どんな病気なのかと言うと…

トキソプラズマ症とは、トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)と呼ばれる原虫によって引き起こされる感染症の一種です。

トキソプラズマはネコやヒトなど、さまざまな動物に感染性を示すことが知られています。

ヒトへの感染は、主として病原体に汚染された生肉や加熱不十分な肉を食べたりすることで成立し、

その他、トキソプラズマに汚染された土やネコの糞に触れたりしても成立します。

基本的に、健康な方がトキソプラズマに感染しても大事に至ることは多くはありませんが、エイズ患者などが免疫は低下している方が感染すると、病気が重篤化することがあります。

また、妊婦がトキソプラズマに初めて感染すると、胎児に影響を及ぼしてTORCH症候群に進展することがあります。

メディカルノート

健康な人が罹患しても症状が特に出ないこともあるなど、大事に至ることは多くない病気です。

しかし、妊娠中にかかってしまうと…胎児に重要な健康被害が及んでしまう可能性があるということでした。

 

トキソプラズマ症 原因

トキソプラズマ症 原因

トキソプラズマは、ヒトやネコなど恒温動物(体温をほぼ一定に保つ動物)に感染可能ですが、実際に有性生殖ができるかどうかはネコへの感染に関わっています。

トキソプラズマに初感染したネコの腸内では、感染成立から約2週間は病原体が有性生殖にて増殖します。

腸内で増殖した病原体は糞など排泄物を介して周囲の環境にばらまかれる可能性があります。

 

また、ブタなど家畜類がトキソプラズマに感染していた場合、その肉を加熱不十分な状態で食べるとヒトへの感染が成立することもあります。

 

ほかにも、トキソプラズマに汚染された土壌や水に触れるなどして、口や目などからトキソプラズマを体内に取り込むことで感染が成立することもあります。

トキソプラズマ症は、妊婦が初めて感染すると、胎児に中枢神経障害を始めとする重篤な健康被害を起こすことがあると知られています。

猫や、豚などを介して人にも感染することがあり、また、土壌からも感染することがあるんですね。

意外と身近なところに感染源があるということに驚きました。

 

妊娠中にトキソプラズマ症に罹患すると

妊娠中の女性がトキソプラズマに感染すると、胎盤を介して胎児が垂直感染を起こすことがあります。

胎児に現れる障害は、流産や死産、中枢神経障害などで、網脈絡膜炎などによる視力障害も問題になります。

トキソプラズマを含むいくつかの病原体は、母体が感染すると胎児に健康障害を引き起こすことが知られており、これらはTORCH症候群と呼ばれています。

 

のトキソプラズマ症の抗体があるかどうかをチェックする検査を、私は自費で受けることにしました。

 

トキソプラズマ症 検査結果

次回の妊婦健診時(4週間後)に、検査結果が伝えられました。

検査結果は「陽性」。

 

( ゚Д゚)

 

「陽性」ということは、これまでの人生のどこかでトキソプラズマに罹患したということ。

問題は、その罹患時期です。

これが妊娠中に罹患したということになれば、胎児にウイルスの影響が及ぶ可能性を考えて薬を服用しなければならないと先生から説明を受けました。

 

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さきち

これは一大事。

 

そこで、罹患時期を調べる再検査を行いました。

結果は1週間後に出る、とのことでした。

お腹の赤ちゃんに影響があるかどうかとても心配になり、この1週間がとても長く感じられました。

 

トキソプラズマ症 再検査結果

 

1週間後、検査結果を電話で聞くことになっていました。

病院に電話する手が地味に震えます…

 

検査の結果は「最近罹ったものではない」というものでした。

すなわち、妊娠中に罹患してないということが検査の結果でわかりました。

 

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さきち

ホッとしました…

 

自分がいつ罹患したのか、ということまではわかりませんでしたが、

ひとまず妊婦健診も通常通りに行えるということで安心したのを覚えています。

 

妊娠中のトキソプラズマ症 陽性 まとめ

トキソプラズマ症 感染予防

 

最初の検査で陽性とされても「妊娠中に罹患したのではない」ということが分かれば、その後も特に問題なく過ごせます。

また、陰性であっても今後妊娠中に罹患する可能性がゼロとは言えないので

✔野良猫との接触を避ける

✔生ハムなどの生食はできるだけ控える

✔お肉類はよく加熱する

✔ガーデニング時には手袋をする

✔手を良く洗う

など、対策は取った方が良いかもしれませんね。

 

妊婦さんは気をつけることがたくさんあって大変ですが、なんとか乗り切っていきましょう!

 

では、また。

 

 

 

 

 

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